11/15開催・加東フィル第17回定期演奏会のメイン曲として
ブラームス作曲
交響曲第2番 ニ長調 作品73 を採り上げます
(いつもの通りWikipedia による曲目解説・作曲者紹介のリンクを貼ります)これも恒例となりましたが
演奏会パンフレットに書きました曲目紹介を
こちらでも掲載します
今回の演奏会ではブラームス作曲 交響曲第2番を採り上げます。
ブラームスは「ドイツ3大B(バッハ・ベートーベン・ブラームス)」の一人
として知られる19世紀のドイツ音楽を代表する作曲家です。
若い頃からピアニストとして活躍した一方で、ピアノ連弾曲のハンガリー舞曲集や
室内楽作品の成功により作曲家として知られるようになりました。
しかしながら交響曲については偉大なるベートーベンの後継を意識した重圧から、
最初の交響曲「第1番」の完成は40代となるまで20年余りの歳月を要しています。
その長い年月の間に得られた音楽的アイデアは交響曲第2番の作曲へ存分に活かされる事となり、
交響曲第1番初演の翌年となる1877年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で初演されています。
この曲は休暇で滞在していたオーストリアの避暑地・ヴェルター湖畔の豊かな自然から着想を得ていることもあり、
木漏れ日を思わせる穏やかなフレーズと、重厚な低音の響きが織りなすどこか寂しげな心象風景をお楽しみください。
今回の「その1」では、主要な作曲家にとっての「交響曲第1番」が
どのぐらいの年齢で作られたのかが気になりましたので
その辺りから辿ってみたいと思います(#「第2番」の話は?)
ハイドン 25歳頃 作品番号 Hob. I:1 (交響曲用の付番)
モーツァルト 8歳もしくは9歳 作品番号 K.16
ベートーベン 29歳頃 作品番号 21
シューベルト 16歳 作品番号 D.82
シューマン 31歳 作品番号 38
チャイコフスキー 26歳 作品番号13
ドヴォルザーク 24歳 作品番号 B.9
マーラー 28歳 作品番号?
シベリウス 34歳 作品番号 39
(但し、26歳の時に作曲した
「クレルヴォ交響曲 作品7」という作品もあります)
ショスタコーヴィチ 20歳 作品番号10
他の作曲家もありますがこの辺にしまして
(なお、ドイツ3大B筆頭の
「バッハ」には交響曲がありません)
モーツァルトの特殊例はさておき(^^;)
多くの作曲家は20歳代で最初の交響曲に取り組んでおります
実際、ブラームス自身も20歳代より交響曲の作曲に挑んでいたようで
24歳の時に発表した
ピアノ協奏曲第1番 作品15 は
当初交響曲として書こうとして断念したともいわれており
この曲が「ピアノ独奏付き交響曲」と呼ばれる所以です。
またピアノ協奏曲第1番に前後して2つの管弦楽作品
セレナーデ第1番(op.11)・第2番(op.16)の2曲を書いています
他にも40歳頃に
ハイドンの主題による変奏曲(op.56a)という
作品を書いていますが、いずれも「交響曲」と銘打っても
おかしくない作品ではあります。それでも「交響曲」と
しなかったのは、それだけベートーベンの存在が大きかった
訳でして、それを乗り越えた第1番の交響曲は
「ベートーベンの第10交響曲」とも呼ばれる事になりました
その意味でブラームスがベートーベンの呪縛から逃れて
最初に書き上げた交響曲が今回演奏する
第2番となります
本稿ではあまり交響曲第2番について触れませんでしたが
その2以降は楽章別に解説していきたいと思いますので
どうかお楽しみに (;^^)
その2 その3
posted by トトロ △◎/ at 05:00|
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