3月のスプリングコンサートの曲目紹介の第2弾です
でも・・・
正直なところ、この曲そのものについては特段
内容紹介のネタがありません! (^^;)
作曲者のプロフィールはこちらを参照するとして (おいおい)
作曲者のエミール・ワルトトイフェルは
フランスの作曲家なのですがドイツ風のファミリーネームと
フランス風のファーストネームが組み合わさった名前なので
なぜ?と思っていたところ、出身地がアルザス地方ということで
「最後の授業」という物語の舞台となったところと言えば
ある年代以上の方は分かって頂けるのではないかと思います。
(「最後の授業」は昭和60年以降教科書に使われていないそうです)
ワルトトイフェルは「こうもり」序曲のJ.シュトラウス2世と
同時期にフランスを中心に活躍されていたのですが
J.シュトラウス2世とは違い、フランスではその後の印象主義の
台頭により時代から取り残されてしまう結果になりました。
こちらの解説によるとこの曲は1882年頃にパリ西部の
ブローニュの森でアイススケートに興じる人々の様子に
着想を得て作曲されたとの事です。
一度は聴いた事のある有名なメロディを有する曲ですが
意外と全体を通して聴くことの少ない曲ではないかと思います。
・・・この曲がホルンの独奏から始まることを楽譜を見るまで
全く知りませんでした (^^;)
それはさておき
スケートに音楽はつきものというか
フィギュアスケートには様々な音楽が使われているのですが
これまでは歌詞のある歌を伴う音楽は競技では使えませんでした。
例えば、2006年トリノ五輪で荒川静香選手が金メダルを取った時の曲は
プッチーニの歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」という
本来はテノール独唱の曲なのですが、当時の競技規則により
Vn独奏にアレンジされた演奏を音楽として使用していました。
(参考サイト: フィギュアスケート音楽集〜リンクを彩るクラシック音楽)
ところが、今冬の競技シーズンより歌曲も使えるようになったそうです。
参考: 2014年10月7日付毎日新聞
曲目紹介というよりも余計な話の多い怪説となりました (^^;)
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