2015年09月26日

練習日記(2015.09.26)

皆様シルバーウイークはいかが過ごされましたでしょうか?
F副団長は旅行土産を持参されてましたが、旅行に行かれた方も多いと思います。
私も旅行に行きましたが土産は用意していませんでした (;^^)

それはさておき

曲目解説にこんなことを書いたせいなのか
今日の練習では「お約束」がありませんでした (^^;)

その代わり、「フィデリオ」序曲の合奏で
前半に全く出番がないトロンボーンがようやく演奏に加わる
直前の場所で演奏を止めることが何回かありまして
その度に吉澤先生が団長に向かって「どうもすみません」と
謝っていらしたのが本日のツボでした (^^;)

指摘ポイントとしては
今回の定期演奏会の曲は意外と譜めくり箇所が多いので
速やかに行う事と、新世界の楽章間もあまり空けないので
練習においてもそのつもりで準備をしておくようにとの事でした

次回の練習は10月3日です
posted by トトロ △◎/ at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月19日

ワルツ「美しく青きドナウ」(J.シュトラウス2世)

当団第9回定期演奏会の曲目解説第2弾は
ワルツ王J.シュトラウス2世によるワルツの名曲です
Wikipediaによる曲目解説はこちら

曲名は知らなくともメロディは結構有名な曲なので
特別これといって書くことはないのですが (^^;)
1867年に作曲されたということで
日本ではちょうど明治維新の頃になります

普墺戦争でプロイセン(現在のドイツ)に敗れた
オーストリアの国民を慰めるために作曲されたとの事ですが
シベリウスの「フィンランディア」、スメタナの「モルダウ」と同様
国や民族、時代を超えて親しまれる普遍性があるように思います。

この曲は1968年に制作された映画「2001年宇宙の旅」にも
エンディングなどに使われていまして
・・・今や2015年なのですが、宇宙の旅は出来ていません(^^;)

他に「美しく青きドナウ」で検索して見つけたサイトを2件紹介します

(その1)
「そこに鉄塔がある」より「美しく青きドナウ」
http://www.asahi-net.or.jp/~js4m-isgi/tettou/tettoux20.htm
色々な送電鉄塔を紹介するサイトなのですが
「ドナウ型」と呼ばれる鉄塔が青く塗装されているので
このようなタイトルになったそうです

(その2)
千葉県習志野市HPより「第一次世界大戦と習志野―大正8年の青きドナウ―」
https://www.city.narashino.lg.jp/konnamachi/bunkahistory/rekishi/640120120510101326490.html
第一次世界大戦自体はヨーロッパが主な戦場でしたが
当時ドイツが拠点を置いていた中国の青島でもドイツ軍と
日本・英国の連合軍の間で戦闘があり、その関係で日本には
ドイツ・オーストリア軍人の俘虜収容所が設置されました
徳島・鳴門の俘虜収容所でベートーベン「第九」の初演が
行われたのもこの時でした。上記サイトは習志野の収容所での
出来事として「美しく青きドナウ」が演奏されたとの事です

本稿の最後にひとつ

ウイーンフィルのニューイヤーコンサートでは
アンコールでこの曲が演奏されます。
NHKでの放映をご覧になられている方も多いと思います

この演奏では「お約束」として、最初の弦楽器のトレモロから
ホルン独奏が始まったところで指揮者が一旦演奏を中断して
指揮者とウイーンフィル団員からの新年挨拶の口上があるのです

当団の合奏練習では、最初の弦楽器のトレモロから
ホルン独奏が始まったところで吉澤先生が一旦演奏を中断して
弦楽器のトレモロがホルン奏者にはっきりと聞こえるように
弾いて下さいと注意が入るのが「お約束」になっています (;^^)

おあとがよろしいようで m(_ _;)m
posted by トトロ △◎/ at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月13日

歌劇「フィデリオ」序曲(ベートーベン)

今回の定期演奏会の曲目解説第1弾はベートーベン作曲の
歌劇「フィデリオ」より序曲です。

いつもの通り詳しい解説はこちらを参照ください
また作曲者のベートーベンについてはこちらを参照ください

ベートーベン作曲による唯一の歌劇であり
一旦出来た後も改訂を重ねるなど苦心を重ねた作品のようです

上記リンクのあらすじを簡単にまとめると
主人公の「レオノーレ」(女性)が政治犯として監獄に収監されている夫を
助け出すために「フィデリオ」という名前の男性に扮して監獄の署員に
取り入り、困難を乗り越えて最終的には夫の救出に成功するという物語です。

ベートーベン自身は題名を「レオノーレ」にしたかったようですが
既に他の作曲家により同じ原作を使った歌劇が作られていた事もあり
そういう大人の事情により「フィデリオ」という題名になりました。

そのせいか、改訂のたびに書き直された序曲が
今回演奏する「フィデリオ」序曲の他に3曲ありまして
「レオノーレ」序曲第1番第2番第3番 と名付けられています

演出によっては第2幕の場面転換時に「レオノーレ」序曲第3番を
間奏曲として演奏するケースもあります(マーラーが始めたそうです)

話がそれますが、「レオノーレ」序曲第3番では曲の途中
舞台裏で演奏するトランペット独奏があります(2番にもあります)が、
あるトランペット奏者が舞台裏でこの独奏の準備をしていたところ
ホールの清掃員に「本番中だから吹いてはダメ」と羽交い絞めに
されたという話があるとかないとか、、、(^^;)

話を「フィデリオ」に戻します(^^;)

考えてみると女性が男性に扮して活躍するという物語は
他にも結構ありまして、私が思いついただけでも
「ベルサイユのばら」
「リボンの騎士」 があるのですが(^^;)

奇しくも「フィデリオ」と「ベルばら」はフランス革命
時代背景として共通している点で不思議な縁を感じます。

また、「フィデリオ(レオノーレ)」の第1稿版の初演がナポレオン
ウイーン侵攻により延期されたことも、交響曲第3番「英雄」をめぐる
ナポレオンに対するベートーベンの想いを考えると複雑なものがあります。

取り留めなく書いてみましたが
9/12の練習日記にも書いている通り「時折雲ゆきの怪しいハーモニーが現れ」るのは
不安定な政情や最終稿の頃に進行し始めた難聴のせいもあるのかも知れません

演奏する方としては ff にしても pp にしても
どちらにしても高いテンションを要求されるので
本当に「必死のパッチ」になります。(−−;)

この苦しさを乗り越えられれば本当の意味で「音楽」になるのかも知れません

いつもながら纏まらない解説でした(^^;)
 
posted by トトロ △◎/ at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月12日

練習日記(2015.09.12)

DSC_1362.jpg

LOCホールの掲示板に定期演奏会のポスターが貼られまして
この写真では分かりにくいのですが今年のポスターはこれまでの
ポスターよりもテカテカしているように思われます (;^^)

それはさておき
以前の日記にも記載の通り、今回の演奏会ではベートーベンの
「フィデリオ」序曲を取り上げるのですが、この曲は進行するに
従って時折雲ゆきの怪しいハーモニーが現れます。
恐る恐る演奏すると却ってヘタに聞こえるので堂々と演奏したい
ところですが、なかなかスッキリと演奏させてくれないところが曲者です

同じパターンが続くときは、キープしながら演奏しているつもりでも
ダレてしまいがちなので、心もち cresc.気味に演奏して
ちょうど良いとの事です。

次回の練習は26日です
 
posted by トトロ △◎/ at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月06日

練習日記(2015.09.05)

この日(9/5)より当団定演のチケットが販売開始となりました。
朝LOCホール事務所の前に行列が出来ていましたが、
こちらの催物の会員先行販売の開始日でもありましたので
おそらくはそちらでしょう(^^;)

この日は7/18以来久しぶりにLOCホールでの練習となりました
舞台を下げたため相対的に天井が高く感じられました

定期演奏会の曲目を中心に合奏練習をしました
合宿の成果なのか(?)曲が出来上がりつつあるように感じられます
その分プレッシャーが掛ってきたように思います(−−;)

指摘ポイントとしてはあまり変わらないのですが
・弦楽器の左手の出来具合はともかく右手(弓)の動きが引きずられない事
・打ち込みの音は和音進行を意識する事

次回の練習は12日です
定期演奏会の団員用チケットの引換日ですので
ご準備の程よろしくお願いします
 
posted by トトロ △◎/ at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月02日

定期演奏会パンフレット(新版)

当局より改訂版パンフレットが届きました
こちらのページに掲載していますのでご覧ください
posted by トトロ △◎/ at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする