2016年03月26日

練習日記(2016.03.26)

前回前々回と会議室での練習が続きましたが
本日は久々にホールでの練習になりました(^^;)

3週も同じ練習が続くとかつて演奏した時の感覚も
思い出してきたように思います。

「第九」4楽章の合奏ではこれまでの私の歌に加えて
物凄いソプラノの歌声まで聴こえてました(^^;)

合奏では練習番号K(431小節目)からM(543小節目)に入る前までの所では
きちんと数えているつもりでも入る所を間違えやすいので
気を付けましょう

次回練習は4月9日です
 
posted by トトロ △◎/ at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

練習日記(2016.03.19)

今日の練習からF副団長が復帰されました
(いきさつはスプリングコンサートの演奏会日記参照
回復して本当に何よりでした (^^;)

練習内容は先週と同様で
@7/31のファミリーコンサートの曲目
A「第九」4楽章の前半部分
B「第九」4楽章の後半部分
という順番になります

Aではtrbが出てこないのでこの間trbの皆さんは
別室でのパート練習になります
ですから、@とAの間の休憩時間にtrbの方と話をしていると
Aの合奏練習の開始を忘れそうになり慌てて走って戻る
という事が起きます (^^;)

まだ今のところは前回の演奏を思い出しながらという事で
私の場合は楽器演奏に加えて歌も歌うのですが
歌も思い出しながら、楽器の演奏も思い出しながらで
いつもよりヘトヘトになりながらの練習です
歌に気を取られて本分のホルンの入りを忘れないように
気を付けたいと思います (;^^)

次回の練習は26日です

先週の日記では4月の練習日を案内しましたが
5〜7月の練習日程も決まりました。
取り急ぎ下記にてご案内します

5月: 14日・21日・28日
6月: 11日・18日
7月: 2日・23日・30日
(7/30の前日練習以外は土曜日午前中の練習です)
posted by トトロ △◎/ at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月18日

交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その6

その5より続く)
今回も2010年8月の旧ブログ過去記事からの転載です

<その6>
>某日の練習の中では第九の歌詞についての
>吉沢先生の解釈の説明も交えての練習になりました
>それにつきましてはまた稿を改めることにします

時間がかなり経過しましたが(^^;)
上記について書いてみます


第4楽章の冒頭は突然の嵐のような序奏から始まり
チェロ・コントラバスによるレチタティーヴォ(叙唱)
による問いかけ(人生に必要なものとは?)

第1楽章の回想(苦悩との闘い)

チェロ・コントラバスによる否定(違う!)

第2楽章の回想(快楽)

チェロ・コントラバスによる否定(違う!)

第3楽章の回想(安らぎ)

チェロ・コントラバスによる否定(そうかも知れないがどうだろう)

そして「歓喜の主題」が現れる

ところで、
第3楽章の回想(安らぎ)の後のチェロ・コントラバスの
レチタティーヴォは否定とまでは言えないのではないかと
個人的に思う次第です。

でも適切な表現というのは難しいものですね(^^;)

**************

※ 過去記事シリーズはここでひとまず終了します
posted by トトロ △◎/ at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月17日

交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その5

その4より続く)
今回も2010年8月の旧ブログ過去記事からの転載です

<その5>

前回に引き続き強弱記号の話です

改めて言うまでもない話ですが
「f」フォルテは強く
「p」ピアノは弱く
であり、音量の大小ではありません

強くすることで音量は大きくなりますが
音量の大小とよく混同されます

普通は「f」と書いてあればその場所から
「強く」であり、他の強弱記号が出てくるまで
その強さを保つ事とされています。

ところがベートーヴェンの楽譜ではしばしば
音符毎に「f」が付けられているケースがあり
特に第九の第4楽章では管楽器・合唱の譜面に
そのような所がよく見受けられます。
(主に附点二分音符が続くところ 譜例720小節目付近

Wikipediaの「強弱法」のところにも
>ベートーヴェンはしばしばスフォルツァンドの意味でフォルテを使用している
(引用終わり)
と紹介されています。

それにしても音符一つ一つに
「フォルテ」「フォルテ」「フォルテ」・・・
と書かれていたらそれだけでも疲れてしまいます(−−;)

それでも、音符一つ一つに「ピアノ」が付いているのは
見たことがありません(^^;)
 
(その6へ続く)
posted by トトロ △◎/ at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月16日

交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その4

その3より続く)
今回は2010年8月の旧ブログ過去記事からの転載です

<その4>

今から約20年前、私は現在の会社の東京事務所勤務をしていまして
その時に入っていたアマチュアオーケストラ(埼玉フィル)で
ベートーヴェンの「第九」を演奏しました。

その頃私は20代後半で、まだオーケストラの中で吹き始めた所で
(埼玉フィルが私にとって最初のオーケストラで、入団してまだ1年目でした)
「in D」で書かれた楽譜に悪戦苦闘しながら2番ホルンを吹いていました

その当時埼玉フィルでお世話になったファゴット吹きの方から
「この曲にはmp(メゾピアノ)やmf(メゾフォルテ)が出てこない」と
教えられまして、「本当かな?」と思いながらフルスコアを
目を皿のようにして(?)全てのページを見てみました。

すると、確かに第1楽章の最初から第4楽章の最後まで
(私の持っているフルスコアで296ページになります)
mpやmfが1ヶ所も出てきませんでした。

そのことは
@ ベートーヴェンの作品にはmpやmfが無い
A ベートーヴェンの時代にはmpやmfが無い
B 「第九」だけ(?)がmpやmfが無い
上記のどれなのかが今でも気になっています

少なくともベートーヴェンより後の時代にあたる
ブラームスの作品にはmpやmfが出てきます
交響曲第1番など)

確かにベートーヴェンの他の交響曲などのスコアを見ても
mpやmfが出てくるような記憶も無いですし
モーツァルトの作品でもあまり見かけないように思いましたが
研究者ではありませんので全ての作品の楽譜を見ていませんので
@ A B ともに断定できる状況ではありません

どうやって調べればよいのかも分かりませんので
誰かご存知の方いらっしゃいますでしょうか?

補足:wikipedia より「強弱法」

その5へ続く)
 
posted by トトロ △◎/ at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月15日

交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その3

(その2)より続く
今回も2010年7月の過去記事からの転載です

<その3>

前回に引き続き歌詞に出てくる単語を取り上げますが
前回は単語の頭に注目しましたので
今回は単語の終りに注目したいと思います(^^;)

「第九」の歌詞の中で何箇所か「t」で終わる単語があります
例えば主要な文節の最後に来る単語を挙げてみますと

 geteilt 「分割」
 weilt 「宿る」
 Gott 「神」
 Welt 「世界」
(上記単語の日本語訳はGoogle翻訳による)

この「t」には母音がありませんので「ト」にはならず
あくまでも「t」のみの発音になります
合唱指導ではよく「つばを飛ばすように」とか
「梅干しの種を飛ばすように」とか言われます。
本当に飛ばされると前で演奏している奏者は
困ってしまいますが・・・(;^^)

それはさておき

上記の4つの単語の中でも「Welt」という言葉は
特に重要視されているように思います。

「Welt」の単語が出てくる小節番号を全て挙げてみますと

 602小節目「!」(男声合唱全員)
 610小節目「!」(合唱全員)
 638小節目「?」(合唱全員)
 662小節目「!」(合唱アルトのみ)
 670小節目「!」(合唱アルト・テノール)
 678〜684小節目(合唱バスのみ)
 686小節目(合唱ソプラノのみ)
 688小節目(合唱バスのみ)
 690小節目(合唱ソプラノのみ)
 692小節目「!」(合唱ソプラノのみ)
 708小節目「!」(合唱バスのみ)
 716小節目(合唱ソプラノ・テノール)
 718〜726小節目「!」(合唱ソプラノのみ)
 720〜721小節目「!」(合唱テノールのみ)
 728〜729小節目「!」(合唱ソプラノのみ)
 729小節目「!」(男声合唱全員)
 737小節目「?」(合唱テノールのみ)
 858小節目「!」(合唱全員)
 860〜863小節目「!」(合唱全員)
 883小節目「!」(合唱全員)
 885小節目「!」(合唱全員)
 887小節目「!」(合唱全員)
 891小節目「!」(合唱全員)ff
 893小節目「!」(合唱全員)ff
 899小節目(合唱全員)
 903小節目「!」(合唱全員)

ここで気がつく事として

<その1>
演奏の楽譜と照らし合わせて頂くとよくわかるのですが
「!」の付いた小節番号のところは曲の中でも盛り上がる所になります
この「!」は実際の歌詞の上で「Welt」の後に「!」が入ります。
891893小節目はフォルテッシモが付いています)

もちろん「?」のついている所は「Welt」の後に「?」が入りまして
オケ側も音的に「?」の付く音にする必要があると思います
(音程がズレているとかではなく・・・)

実はこの稿を書き始めた時、全ての「Welt」に「!」または「?」が入るものと思っていましたが、
二重フーガの所などに「!・?」の付かない「Welt」がある事が分かりましたので軌道修正しました(^^;)


<その2>
独唱者(ソリスト)の歌詞には「Welt」が出てきません
(間違っていたらスミマセン)
「世界」を表現するなら合唱で!という事でしょうか?(^^;)

<その3>
上記の中で何箇所かは「Welt」と歌いながら長く伸ばしたり、
678〜684小節目(合唱バスのみ)』については
「Welt」の歌詞のままフレーズで音が動くのですが、この場合

たぶん「We〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜lt」と歌うように思うのですが
たいていの楽譜には「Welt〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と書かれているので
「t」の発音のままどうやって音を伸ばすのだろうと考えると
夜も眠れなくなってしまいます(^^;)

#もしかすると「Wel〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜t」でしょうか?(^^;)

思ったよりも長編になりましたので本日はこの辺で失礼します。
 
その4へ続く)
posted by トトロ △◎/ at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月14日

交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その2

(その1)より続く
今回も2010年7月の過去記事からの転載です

<その2>

2回目は歌詞についてなのですが
ネットで「ベートーヴェン 第九 歌詞」で検索をかけると色々と
出てきますので内容についてはそちらに任せる事として(おいおい)

この歌詞中でよく出てくる単語を数点挙げてみます
 "Freude"(歓喜)
 "Brüder"(兄弟)
 "Flügel"(翼)

他にも色々あるのですが、特にこの3つを採り上げたのは
この3語に共通しているのは日本人に馴染みのない
「二重子音」であることです。

一般的に歌詞を憶える場合それぞれ
「フロイデ」「ブリューダー」「フリューゲル」
なのですが、「フ」や「ブ」に対応する「ウ」の母音がありません

よく陥りやすく合唱指導の際に指摘される点としては
「フ」や「ブ」が拍の頭に来てしまう事です
本当はその後に出てくる母音が拍の頭に来るように歌うのですが
そうすると「フ」や「ブ」が拍の頭より早くフライング気味に
入らなければなりません

その意味では楽器演奏とはまた違った難しさがあるように思います

次回は何を採り上げようかな?(^^;)

その3へ続く)
posted by トトロ △◎/ at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月13日

交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その1

7月のファミリーコンサートもまだですが
11月の「第九」に向けての練習が始まりましたので
おさらいとして旧ブログで書いた曲目解説を再掲載してみます
(旧ブログの2010年7月および2010年8月初出分、一部表現・リンクを再調整しています)

<その1>

ベートーヴェン「第九」交響曲
この曲を演奏する上でオケ・合唱両方の立場から色々
考えないといけない点を思いつくままに書きたいと思います

まず1回目として

合唱にとってオケの伴奏で歌うというのは
あまり機会がないものでして
(加東混声合唱団はその点珍しいと思います)
合唱側は普段の練習ではピアノ伴奏で練習します

歌う直前に音程を取るときに、
ピアノで音程を取るのに慣れてしまうと
オケとの合奏に変わると「音程が分からない」状態に
陥ります。特に631小節目の男声は音程が
取りにくいと思います

トロンボーンなどの管楽器が合唱と連動している
箇所もありますが、全部が全部そうではないので
オケの音の中から基準となる音を探さなければなりません

また合唱から見ればオケの演奏は「伴奏」なのですが
オケから見ると「合唱付の交響曲」なのでオケとしての
演奏を中心に考えています。ですから合唱の事まで配慮できる
余裕はありませんので、オケの中でどの音を聞きながら
歌うのかを予め把握しておく必要があります

とりあえず第一回目はこのぐらいにしたいと思います。
次回は歌詞に触れてみたいと思います。
 
その2へ続く)
posted by トトロ △◎/ at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月12日

練習日記(2016.03.12)

スプリングコンサートが終わりまして最初の練習でした
最初の30分程は夏のファミリーコンサートの曲を
遅目のテンポで通して、残りの時間は「第九」の4楽章を
嘗て演奏した方はそれを思い出すための練習となりました

そのため特段の指摘ポイントはありませんでしたが
器楽的に演奏するところと声楽的に演奏するところを
使い分けることぐらいでしょうか

前回のスプリングコンサートより当団ではAチューニングの
ピッチを443Hzから442Hzに変えました。
私にはこの1Hzの違いが全く分かりませんが、、、(^^;)

で、吉澤先生はこれまで持っていた音叉を削って
442Hzに調整されたとの事です (@@;)
調整方法についてはこちらのサイトにも
書いてありますが、バーの先端を削ればピッチが上がり
U字部分の曲部を削るとピッチが下がるのでこの度は
曲部を削られたとの事です

今は電子式のチューナーも安く手に入るので音叉自体
見かけることも少なくなりましたが、某楽器メーカー
マークにも使われていますので(こちらを参照
憶えておいて損はないと思います(^^;)

次回練習は19日です

3月の練習日は19日と26日で
4月の練習日は9日・16日・23日の3回あります
ご予定の程よろしくお願いします
 
posted by トトロ △◎/ at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月01日

演奏会日記(2016.02.28)その2

その1より続く)
その1では演奏会の内容まで触れることが
出来ませんでしたので書いておきたいと思います

今回のスプリングコンサートの当団ステージでは
VnのKさんが司会を務められました。
当団最年少の中学2年生でありながら
既に入団6年目になります。

今回のゲスト出演が西脇小学校オケということで
張り切られたのかどうか分かりませんが
児童合唱団で鍛えられた美しい歌声まで
ご披露頂きました(^^;)

今回の当団演奏曲目の中では「タイプライター」
一番の見せ場でしたが、直前までタイプライターを布で隠す
演出が逆に仇となったのか、曲の最初でカタカタ音が出ない
アクシデントがありました。(;^^)

・・・ということは
またリベンジの機会があるかも知れませんね(^^;)

今回の演奏会ではVnのF副団長が舞台に居りませんでして
演奏会を観に来ていた私の親から
「前回の定演で舞台挨拶されていた方が客席に居たけどどうしたの?」
と聞かれてしまいました。

F副団長は年末に左手親指を負傷されまして
今回の演奏会には楽器を演奏できるところまで
回復しなかった(リハビリ中)ということで、
ご本人も打ち上げの時に今回出演出来なくて
とても悔しかったと話されていました。

この件についてはこれまで触れませんでしたが、
身内より指摘があり、もしかすると同じように思われた方が
いらっしゃるかも知れないと思い敢えて書かせて頂きました。

演奏会には大小何らかのトラブルもありながら
(ここでは書ききれない様々なトラブルがあったと思います)
それでも何とかしたいという一人一人の想いがあって
演奏会というものがあるのだということを改めて思いました。

スプリングコンサートが終わると(正確には4月からですが)
当団にとっての新年度が始まります。
新年度は当団と加東混声合唱団の定期演奏会に代えて
7月に「加東フィル・ファミリーコンサート」と
11月に「第九特別演奏会」が催されます。

また、このような演奏会も加東市で催されます
DSC_1765.jpg

この一年はフル回転になりそうな気がします(^^;)

次回練習日は3月12日です
 
posted by トトロ △◎/ at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする