昨日の練習日記に
>・ハーモニーの違いに注意すること
>(この点については稿を改めます)
と書きました。
この点を中心に曲目解説の補足をします。
この曲は序奏〜ワルツI〜ワルツII〜ワルツIII〜ワルツIV〜コーダ
から成り立ちまして、I〜IV 4つのワルツとそれらを組み合わせた
序奏とコーダがあるのですが、その中でも曲の冒頭にも
使われているワルツIIのメロディについて
(実音)ファ〜シ♭〜ラ〜ソ が3回出てきます
この3回の ファ〜シ♭〜ラ〜ソ につくハーモニーが
1(3)回目と2回目では異なるのにその違いがプロによる
演奏でもなかなか分かりにくいとの事でした。
そこで
1(3)回目と2回目でどのように違うのかと調べると
@ファ〜Aシ♭〜Bラ〜Cソ として
1(3)回目は@〜CともにB-durです
2回目の@AもB-durなのですが、
BCがg-mollに見えてバスがEナチュラルなので
Eの導七(Em7-5)ということになります
メロディだけみると同じ音なので違いを意識しませんが
ハーモニーが変わることによる表情の変化が伝わるように
演奏しましょうということでした。
ちなみに「Eの導七(Em7-5)」を半音上げて並びかえると
トリスタン和音になります
余分な話でした。(^^;)
2012年02月19日
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