2/28のスプリングコンサートで演奏する曲の紹介です
『無窮動』(むきゅうどう)とも呼ばれることもありますが
ここでは『常動曲』とします。
いつものようにWikipediaでの紹介はこちら
作曲者のJ.シュトラウス2世についてはこちら
Wikipedia上の解説が少ないので今回も話が逸れそうです(^^;)
40代以上の世代にとっては
作曲家・指揮者として活躍された故山本直純さん司会による
TV番組「オーケストラがやってきた」のテーマ曲といえば
馴染があるかと思われます (^^;)
(放送が終了した1983年時点で私は高校生でした)
この曲の中間部でホルンが演奏するメロディーに合わせて
「オーケストラがやってきた〜♪ オーケストラがやってきた〜♪」
という歌詞をつけて観客も一緒に歌うのが
この番組開始時の「お約束」でした
前に紹介した「加速度円舞曲」がテンポの緩急の変化を
楽しむ曲であるならば、この「常動曲」はテンポが一定で
「オーケストラがやってきた〜♪」のフレーズを
主題とする変奏曲のような形になってまして、
それがいつまでも続くような構成になっています。
実際、どのようにこの曲を終わらせるのか
今の時点ではよく分かりません (^^;)
「加速度円舞曲」の項でも書きましたが
J.シュトラウス2世の活躍した時代は様々な機械が
続々と発明された時代であります。
その過程で「永久機関」というものも真剣に研究されていた
時代でもあり、そのことが『無窮動』(むきゅうどう)という
題名に繋がったのではないかと思われます (^^;)
「音楽の冗談」というサブタイトルが付いている通り
聴いていて楽しくなる曲なのですが、一方で楽器によっては
演奏が結構大変な曲です。それでも「大変さ」を感じさせない
演奏が出来るようになりたいものです。(^^;)
2016年01月31日
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