7月のファミリーコンサートもまだですが
11月の「第九」に向けての練習が始まりましたので
おさらいとして旧ブログで書いた曲目解説を再掲載してみます
(旧ブログの2010年7月および2010年8月初出分、一部表現・リンクを再調整しています)
<その1>
ベートーヴェンの「第九」交響曲
この曲を演奏する上でオケ・合唱両方の立場から色々
考えないといけない点を思いつくままに書きたいと思います
まず1回目として
合唱にとってオケの伴奏で歌うというのは
あまり機会がないものでして
(加東混声合唱団はその点珍しいと思います)
合唱側は普段の練習ではピアノ伴奏で練習します
歌う直前に音程を取るときに、
ピアノで音程を取るのに慣れてしまうと
オケとの合奏に変わると「音程が分からない」状態に
陥ります。特に631小節目の男声は音程が
取りにくいと思います
トロンボーンなどの管楽器が合唱と連動している
箇所もありますが、全部が全部そうではないので
オケの音の中から基準となる音を探さなければなりません
また合唱から見ればオケの演奏は「伴奏」なのですが
オケから見ると「合唱付の交響曲」なのでオケとしての
演奏を中心に考えています。ですから合唱の事まで配慮できる
余裕はありませんので、オケの中でどの音を聞きながら
歌うのかを予め把握しておく必要があります
とりあえず第一回目はこのぐらいにしたいと思います。
次回は歌詞に触れてみたいと思います。
(その2へ続く)
2016年03月13日
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