今回の曲目紹介はファミリーコンサートで演奏する
曲目の「鍛冶屋のポルカ」です
当団(旧やしろフィル時代含む)で過去最も多く
演奏された曲ではないかと思われます (^^;)
いつものようにwikipediaによる解説はこちら
作曲者についてはこちら
(ワルツ王として有名なヨハン・シュトラウス二世の弟です)
耐火金庫のメーカーの記念舞踏会のために作られた
楽曲ということで、原題の"Feuerfest"とは依頼先の
宣伝文句である「抜群の耐火性」という意味です(^^;)
それが日本語の題として「鍛冶屋」を当てられています。
「鍛冶屋」は日本では結構各地にある地名でして
兵庫県内各地にもこの地名があります。
郵便番号一覧表によると
「鍛冶屋」のある市町
神戸市兵庫区、多可郡多可町、高砂市
たつの市、豊岡市
姫路市(但し「鍛冶町」)
「鍛治屋」のある市町
明石市、加西市、神崎郡神河町(「鍛治」のみ)
美方郡香美町、三木市、南あわじ市
「にすい」の「冶」と「さんずい」の「治」があります
本来なら「冶金(やきん)」という言葉がありますので
(意味:鉱石から金属を精製したり、それから合金を作ったりする技術)
「にすい」の「冶」を使うのが正しいと思うのですが
書き間違いから変わったような例もありますので
色々な鍛冶屋が存在するのだと思います。
ところでwikipediaによると
刀鍛冶・鉄砲鍛冶が城下町に集められたケース(姫路市や明石市など)
農具・山林刃物の鍛冶(多可町・三木市・加西市など)
漁具の鍛冶(南あわじ市など)
そういうわけで「鍛冶屋」という地名が兵庫県内各地にあるようです
(ほかに「金屋」という地名も数件見受けられました)
話が脱線したついでに
「鍛冶屋のポルカ」を演奏するときに打楽器奏者が叩く
金床に代えて当団では
鉄道のレールを切断したものを使います
こちらは脱線しないようにしたいものです
おあとがよろしいようで (;^^)
2016年07月10日
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