今回のスプリングコンサートではスーザ作曲の
「ワシントン・ポスト」を取り上げます
作曲者のスーザについてはこちらを参照ください
曲名にあるワシントン・ポストという新聞社が
1889年に当時アメリカ海兵隊楽団長であった
スーザに表彰式用の音楽として依頼した作品で
同氏の代表的な作品の一つに挙げられます
曲の冒頭リズムセクションを除くほとんどの楽器が
半音階でイントロを演奏するのが特徴的です。
他にも特徴的な点としてはトリオと呼ばれる中間部から
イントロへ戻らずに終わる所が挙げられます
(「星条旗よ永遠なれ」も同様の形式ですが行進曲としては例外的です)
8分の6拍子の軽快で華やかなメロディは
スプリングコンサートに相応しいように思われます。
スーザの行進曲は吹奏楽で演奏される機会が多いのですが
管弦楽では吹奏楽と調性が違うため一味違って聴こえるので
その点もまたお楽しみ下さい。
2017年02月19日
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