今回のスプリングコンサートでは
パンフレットに紹介されている曲の他に
ヨーゼフ・シュトラウスのワルツを取り上げます
今年2025年は有名な兄 ヨハン・シュトラウス2世の
生誕200年ということで、普通に考えれば
ヨハン・シュトラウス2世のワルツを取り上げるところですが、
全く忖度なく選曲する所が当団らしいと思います(^^;)
#一応、ヨハン・シュトラウス2世のポルカも1曲取り上げています
とりあえずWikipediaでの曲目紹介は こちらをご覧ください
要約すれば1869年に催された学生向けの舞踏会のために
作られた曲で、作曲者の死後殆ど忘れ去られていたのですが
1931年のドイツ映画『会議は踊る』に使われたことで
再び日の目を見る事となりました作品です。
ところで、日本ヨハン・シュトラウス協会のHPに
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートで演奏された
曲目リストがあるのですが (こちらを参照)
2001年〜2025年の間にこの曲は2011年に演奏されていますが
ご本人の他の曲と比べても演奏頻度は少ないようです。
(#最初の投稿から修正しました)
ここ最近は「知られざる名曲」を取り上げる傾向があり
ご本人の作品の演奏機会も増えたのにも関わらず、
なかなか取り上げられる機会も少ないようで
それこそ当団らしいと思う次第です (;^^)
学生向け舞踏会に書かれたということで、冒頭の序奏部は
ドイツの学生歌『午前中に(勉強する)』からの引用でして
コーダ(後奏部)にもドイツの学生歌『酒の歌』が
引用されていることから、曲名は後者『酒の歌』の歌詞に
由来しているとの事です。
とにかく、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートでも
なかなか取り上げられないワルツを演奏するという話でした(^^;)
2025年02月16日
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