11/9開催・加東フィル第16回定期演奏会のメイン曲として
チャイコフスキー作曲 交響曲第6番「悲愴」作品74 を取り上げます。
(リンク先はWikipediaによる曲目解説です。作曲者についてはこちら)
今回の演奏会は当団25周年記念コンサートと銘打っているにも関わらず
「悲愴」を取り上げるのは・・・という声も聞こえそうになりますが
そもそも2000年の旧やしろフィル・デビュー演奏会メイン曲が
モーツァルト作曲「レクイエム」(K.626)なので
当団らしい選択なのかも知れません(^^;)
今年も演奏会パンフレット裏面の曲目解説で
次の通り紹介文を書きました
今回の演奏会ではチャイコフスキー作曲の交響曲第6番「悲愴」を取り上げます。
当団では過去に第3楽章だけ演奏していたことがあり、
直近では昨年の加東混声合唱団定期演奏会でも演奏されましたが、
今回は全楽章を演奏いたします。
昨年の当団第15回定期演奏会で取り上げました交響曲第5番は
「典型的な王道展開」と紹介しましたが、
今回演奏する第6番は第1楽章の冒頭コントラバスの和音から
ファゴット独奏で静かに始まり、終楽章はチェロとコントラバスで静かに終える
「悲愴」のタイトルに違わない作品になります。
しかしながら4つの楽章の間には「諦め」と「憧れ」、
「嵐」と「安らぎ」そして「熱狂」と「慟哭」が次々とドラマのように展開され、
まさに人生の縮図とも云えます。終楽章最後の和音が消えた後の静寂も含めて、
この曲の持つ緊張感を味わって頂ければ幸いです。
(修正前原稿を用いているため一部違っているかも知れません)
本稿(その1)では「悲愴」というタイトルに注目したいと思います
"Pathétique" というフランス語で表されており、辞書サイトによると
「心に迫る;悲壮な」という意味でして、作曲者自身の指揮による
初演(1893.10.28)の9日後(同年11/6)にコレラのため
お亡くなりになった事に結び付けて語られる事があるのですが
作曲者自身に思うところがあっての命名と思われます。
作曲者チャイコフスキーご自身の経歴からフランスの影響を
受けているようでして、そのためフランス語の表題になっているようです
「悲愴」というタイトルを持つ他の作曲者の作品も何曲かありまして
一番有名なところではベートーヴェンのピアノソナタ第8番でして
この曲は第2楽章のメロディが色々な所で使われていて
人によってはこちらの「悲愴」を思い浮かべるのかも知れません。
「悲愴」のタイトルについての話はこのくらいにして
次回(その2)では、7/19の練習日記に書きました
第2楽章の「5拍子の舞曲」を取り上げてみたいと思います
どうかお楽しみに(?)
その2 は こちら
その3 は こちら
2025年07月21日
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