6月30日の加東混声合唱団定期演奏会にて
混声合唱団と合同演奏する曲をご紹介します
例の如く 作曲家 (J. S. Bach) についてwikipediaでは こちら
本曲に関する wikipedia の紹介は こちら
元々のタイトルは「心と口と行いと生活で」なのですが
この中の曲に有名な『主よ、人の望みの喜びよ』が含まれており
この曲を含む数曲を今回お送りします
(諸事情によりどの曲かは当日のお楽しみ)
上記リンクによると2部構成の全10曲からなり
<第1部>
第1曲 合唱「心と口と行いと生活で」
第2曲 レチタティーヴォ「祝福されし口よ」
第3曲 アリア「おお魂よ、恥ずることなかれ」
第4曲 レチタティーヴォ「頑ななる心は権力者を盲目にし、最高者の腕を王座より突き落とす」
第5曲 アリア「イエスよ、道をつくり給え」
第6曲 コラール合唱「イエスはわたしのもの」(Wohl mir, daß ich Jesum habe)
<第2部>
第7曲 アリア「助け給え、イエスよ」
第8曲 レチタティーヴォ「全能にして奇跡なる御手は」
第9曲 アリア「われは歌わんイエスの御傷」
第10曲 コラール合唱「イエスは変わらざるわが喜び」(Jesus bleibet meine Freude)
(wikipediaより引用)
実は第1部の最後6曲目と第2部最後の10曲目は
同じメロディで違う歌詞が歌われます
この2曲が『主よ、人の望みの喜びよ』と呼ばれています
そもそも「カンタータ」とはイタリア語で「歌う(cantare)」から
由来していて器楽伴奏付の声楽作品を指しています(参考リンク)
で、「教会カンタータ」ですからキリスト教のイエス様を
称える歌だと分かるのですが、昨年の混声定期で演奏しました
モーツァルトの戴冠ミサと何が違うのかと言いますと
ミサ曲はカトリックの様式に従ったものですが
バッハ自身はルター派(プロテスタント)の教会に居ましたのでそういうことになりました。
この曲の本来の使われ方としては、第1部の演奏後に牧師による説教があり
その後に第2部を演奏するということなので『主よ、人の望みの喜びよ』
が演奏されると「締め」ということになります (^^;)
確かに「締め」に相応しい曲だと思います
ところで、バッハの作品一覧によると
教会カンタータだけでも200作品あり(各作品ごとに数曲から10曲あります)
気の遠くなりそうな数の作品があります
しかもこれらのほとんどが1723年のライプツィヒ聖トーマス教会に
職を得てから4〜5年の間に書かれています(紛失した作品もあるそうです)
ちなみに、ベートーベンの第九交響曲が1824年作曲との事なので
それよりも100年前の作品になります
(それこそ本曲は1724年の作品なのでベートーベン「第九」のちょうど100年前ですね)
解説になったのかどうかよく分かりませんが
要は、現在様々な形態で演奏されることの多い
『主よ、人の望みの喜びよ』のオリジナルということで
憶えて頂ければそれでいいのではないかと思います (^^;)
2019年05月26日
2019年02月24日
喜歌劇「ジプシー男爵」序曲(J.シュトラウス2世)
スプリングコンサート2019の曲目解説として今回は
J.シュトラウス2世作曲の「ジプシー男爵」序曲を取り上げます
例の如くwikipediaによる解説はこちら
作曲者についての解説はこちら
喜歌劇のあらすじはこちら
(筆者注)近年「ジプシー」の表記は諸事情により「ロマ」と言い換えられていますが
楽曲のタイトル名でもありますのでこのままの形で表記します
J.シュトラウス2世の喜歌劇では「こうもり」が有名なので
陰に隠れがちなのですが、19世紀の後半に多くの作曲家が
ハンガリー的な要素を題材に選んでいるようで
(中でもブラームスの「ハンガリー舞曲」が特に有名です)
この作品もハンガリー人による短編小説が原作になっています
簡単に話をまとめると
事情により「流浪民」に身をやつした旧領地の継承者と
「流浪民」に身をやつしたトルコ太守の娘が恋に落ち
「伝説の財宝」探しと「男爵」の地位を取り戻すため
スペインとの戦争に赴く、、、結果やいかに
という内容です (^^;)
序曲では、J.シュトラウス2世の作品にしては重厚な
印象のある序奏に続いてクラリネットやフルートのカデンツァ
更にオーボエの独奏が続きます。その後お得意のウインナワルツを経て
最後はチャルダッシュ風の音楽で最後に向かいます。
ウイーンの人から見たハンガリーという異国情緒を
どのように表現出来るのかが演奏上のポイントなのかも知れません
・・・いつもよりは解説らしく出来たのかな?(;^^)
J.シュトラウス2世作曲の「ジプシー男爵」序曲を取り上げます
例の如くwikipediaによる解説はこちら
作曲者についての解説はこちら
喜歌劇のあらすじはこちら
(筆者注)近年「ジプシー」の表記は諸事情により「ロマ」と言い換えられていますが
楽曲のタイトル名でもありますのでこのままの形で表記します
J.シュトラウス2世の喜歌劇では「こうもり」が有名なので
陰に隠れがちなのですが、19世紀の後半に多くの作曲家が
ハンガリー的な要素を題材に選んでいるようで
(中でもブラームスの「ハンガリー舞曲」が特に有名です)
この作品もハンガリー人による短編小説が原作になっています
簡単に話をまとめると
事情により「流浪民」に身をやつした旧領地の継承者と
「流浪民」に身をやつしたトルコ太守の娘が恋に落ち
「伝説の財宝」探しと「男爵」の地位を取り戻すため
スペインとの戦争に赴く、、、結果やいかに
という内容です (^^;)
序曲では、J.シュトラウス2世の作品にしては重厚な
印象のある序奏に続いてクラリネットやフルートのカデンツァ
更にオーボエの独奏が続きます。その後お得意のウインナワルツを経て
最後はチャルダッシュ風の音楽で最後に向かいます。
ウイーンの人から見たハンガリーという異国情緒を
どのように表現出来るのかが演奏上のポイントなのかも知れません
・・・いつもよりは解説らしく出来たのかな?(;^^)
2018年09月30日
「劇場支配人」序曲 K.486(モーツァルト作曲)
第11回定期演奏会でオケの1曲目として演奏される
「劇場支配人」序曲 K.486(モーツァルト作曲)を紹介します
wikipediaによる紹介は上記リンク参照
劇のあらすじはこちらを参照ください
便宜上「歌劇」と紹介されていますが
正確には音楽付きの喜劇というところでして
(「魔笛」のようなジングシュピール Singspiel とも少しばかり違うようです)
内容としては2人の女性歌手が歌劇場のプリマドンナの座を
争って一発即発状態になっているところを描いた喜劇でして
どのように治めたのかはあらすじ紹介のリンク先をご覧下さい
もう一ヶ所の参照先はこちら
ここで「オペラ」について少しばかり補足しますと
元はイタリア語で「仕事」「作品」を意味しており
ラテン語の "opus" に由来しています
(クラシック音楽の作品番号を "op." で表記するのはここから来ています)
歌(アリア等)だけでなくセリフに当たる部分についても
歌手による歌唱(レチタティーヴォ 叙唱・朗唱)で進めていくことが特徴です
一方 ジングシュピール Singspiel では
レチタティーヴォはなく歌以外は普通にセリフを話します
話を「劇場支配人」に戻しますと
規模の小さい作品であるがゆえに却って上演機会の少ない作品ですが
モーツァルトの他のオペラにも通じるような風刺の利いた内容なので
序曲だけでもそういう所が伝わるように演奏したいと思います
「劇場支配人」序曲 K.486(モーツァルト作曲)を紹介します
wikipediaによる紹介は上記リンク参照
劇のあらすじはこちらを参照ください
便宜上「歌劇」と紹介されていますが
正確には音楽付きの喜劇というところでして
(「魔笛」のようなジングシュピール Singspiel とも少しばかり違うようです)
内容としては2人の女性歌手が歌劇場のプリマドンナの座を
争って一発即発状態になっているところを描いた喜劇でして
どのように治めたのかはあらすじ紹介のリンク先をご覧下さい
もう一ヶ所の参照先はこちら
ここで「オペラ」について少しばかり補足しますと
元はイタリア語で「仕事」「作品」を意味しており
ラテン語の "opus" に由来しています
(クラシック音楽の作品番号を "op." で表記するのはここから来ています)
歌(アリア等)だけでなくセリフに当たる部分についても
歌手による歌唱(レチタティーヴォ 叙唱・朗唱)で進めていくことが特徴です
一方 ジングシュピール Singspiel では
レチタティーヴォはなく歌以外は普通にセリフを話します
話を「劇場支配人」に戻しますと
規模の小さい作品であるがゆえに却って上演機会の少ない作品ですが
モーツァルトの他のオペラにも通じるような風刺の利いた内容なので
序曲だけでもそういう所が伝わるように演奏したいと思います
2018年09月09日
交響曲第9番「新世界より」(ドヴォルザーク作曲)その3
この曲は2015年にも取り上げていますので
その時に書いた曲目解説へのリンクを貼っておきます
その1 その2
(一般的な解説は「その1」のリンク先を参照ください)
3年前は1・4楽章だけを採り上げましたが
今回は全楽章演奏しますので今回は2・3楽章を中心に
書いてみたいと思います。
・・・と言いながら
今回の定演パンフレット裏面にも解説を書いたのですが
当初提出した原稿では「イングリッシュホルン」を
「コールアングレ」と書いていました。
当局より、音楽の教科書ではこの楽器を「イングリッシュホルン」と
紹介されているので修正したいとの要請がありまして
修正に応じました。
私の演奏している楽器(ホルン)も”フレンチホルン”と呼ばれています
「ホルン」もフランス語読みでは「コル」と呼ばれます
wikipediaの解説でもある通り金管のフレンチホルンに対する
木管のイングリッシュという訳でもなく、
それぞれの国に由来するものでもない訳でして
実際現在使われている楽器は
金管・ホルンの99%はドイツ式システムを採用しており
木管・イングリッシュホルンはフランスのメーカーのシェアが高い訳で
よく分からない事になっています (^^;)
パンフレット上の解説を書いたのは5月末でしたが
9/8の練習時点でもコールアングレと一緒に合奏出来ていません
その場合、他の楽器で代奏するのですが
当団ではオーボエあるいはファゴットで代奏しています
ホルンでも演奏出来なくもないのですが
(ミュートを付ければそれらしい音になります)
最後のところ高い音が続くので自粛しています (;^^)
#そういえば過去に他の曲の練習でコールアングレの代奏をしたことがありました
・・・曲目解説になっていないような(−−;)
おそらく後日「その4」を書くかもしれません
その時に書いた曲目解説へのリンクを貼っておきます
その1 その2
(一般的な解説は「その1」のリンク先を参照ください)
3年前は1・4楽章だけを採り上げましたが
今回は全楽章演奏しますので今回は2・3楽章を中心に
書いてみたいと思います。
・・・と言いながら
今回の定演パンフレット裏面にも解説を書いたのですが
当初提出した原稿では「イングリッシュホルン」を
「コールアングレ」と書いていました。
当局より、音楽の教科書ではこの楽器を「イングリッシュホルン」と
紹介されているので修正したいとの要請がありまして
修正に応じました。
私の演奏している楽器(ホルン)も”フレンチホルン”と呼ばれています
「ホルン」もフランス語読みでは「コル」と呼ばれます
wikipediaの解説でもある通り金管のフレンチホルンに対する
木管のイングリッシュという訳でもなく、
それぞれの国に由来するものでもない訳でして
実際現在使われている楽器は
金管・ホルンの99%はドイツ式システムを採用しており
木管・イングリッシュホルンはフランスのメーカーのシェアが高い訳で
よく分からない事になっています (^^;)
パンフレット上の解説を書いたのは5月末でしたが
9/8の練習時点でもコールアングレと一緒に合奏出来ていません
その場合、他の楽器で代奏するのですが
当団ではオーボエあるいはファゴットで代奏しています
ホルンでも演奏出来なくもないのですが
(ミュートを付ければそれらしい音になります)
最後のところ高い音が続くので自粛しています (;^^)
#そういえば過去に他の曲の練習でコールアングレの代奏をしたことがありました
・・・曲目解説になっていないような(−−;)
おそらく後日「その4」を書くかもしれません
2018年06月09日
交響曲第7番「未完成」(シューベルト作曲)
7月の加東混声合奏団定期演奏会ではオケ単独演奏として
シューベルト作曲の「未完成」を取り上げます
いつものようにWikipediaによる解説は こちら
作曲者 シューベルトについての解説は こちら
シューベルトが31歳の若さで亡くなった事と「未完成」と
呼ばれていることから、病魔と闘いながら作曲して力尽きた・・・
というように想像されますが、実際のところ作品番号(ドイチュ番号)では
759番(D 759)でして、ドイチュ番号は990番台まであるそうですので
また、第8番の交響曲「ザ・グレート」(D 944)も書き上げていますので
第3楽章を書いていた途中で後が続かなくなり
その間に他の曲がどんどん創作され、この曲を
作りかけていたことすら忘れてしまったということのようです。
更には、今回演奏する「未完成(D 759)」以外にも
4曲の未完成交響曲があるようです
但し、「自筆譜のままで演奏され得る」曲だけに「交響曲第*番」と
名付けるようにルール改正されたため
改正以前は
第7番が D 729(ホ長調の交響曲でオーケストレーションが為されていない作品)
第8番が所謂「未完成(D 759)」
第9番が所謂「ザ・グレート(D 944)」
と呼ばれていました
話を D 759 の「未完成」に戻しますと
この曲は1822年に作曲されたそうですが時代的には
ベートーベンの7番・8番 は 1814年に初演
ベートーベンの「第九」は 1824年初演
他の作曲家では
ベルリオーズがパリ音楽院に入学したのが 1823年
シューマンは 1810年生まれ、ブラームスは 1833年生まれ
話が脱線しました
シューベルトの交響曲はベートーベン/ブラームスの交響曲のような
短いフレーズを積み上げて大伽藍を構成するのではなく
「歌曲王」と呼ばれるだけあって、メロディの移ろいを楽しむようなところがあり
後の作曲家ではドボルザークの交響曲にもその傾向が見られます。
シューベルト作曲の「未完成」を取り上げます
いつものようにWikipediaによる解説は こちら
作曲者 シューベルトについての解説は こちら
シューベルトが31歳の若さで亡くなった事と「未完成」と
呼ばれていることから、病魔と闘いながら作曲して力尽きた・・・
というように想像されますが、実際のところ作品番号(ドイチュ番号)では
759番(D 759)でして、ドイチュ番号は990番台まであるそうですので
また、第8番の交響曲「ザ・グレート」(D 944)も書き上げていますので
第3楽章を書いていた途中で後が続かなくなり
その間に他の曲がどんどん創作され、この曲を
作りかけていたことすら忘れてしまったということのようです。
更には、今回演奏する「未完成(D 759)」以外にも
4曲の未完成交響曲があるようです
但し、「自筆譜のままで演奏され得る」曲だけに「交響曲第*番」と
名付けるようにルール改正されたため
改正以前は
第7番が D 729(ホ長調の交響曲でオーケストレーションが為されていない作品)
第8番が所謂「未完成(D 759)」
第9番が所謂「ザ・グレート(D 944)」
と呼ばれていました
話を D 759 の「未完成」に戻しますと
この曲は1822年に作曲されたそうですが時代的には
ベートーベンの7番・8番 は 1814年に初演
ベートーベンの「第九」は 1824年初演
他の作曲家では
ベルリオーズがパリ音楽院に入学したのが 1823年
シューマンは 1810年生まれ、ブラームスは 1833年生まれ
話が脱線しました
シューベルトの交響曲はベートーベン/ブラームスの交響曲のような
短いフレーズを積み上げて大伽藍を構成するのではなく
「歌曲王」と呼ばれるだけあって、メロディの移ろいを楽しむようなところがあり
後の作曲家ではドボルザークの交響曲にもその傾向が見られます。
2018年06月03日
戴冠ミサ K.317(モーツァルト作曲)
7月1日の加東混声合唱団第11回定期演奏会では
合唱団との合同演奏曲として、モーツァルトの「戴冠ミサ」から
「キリエ」「グロリア」「サンクトゥス」の3曲を採り上げます
Wikipediaによる解説はこちら
他の参考サイトはこちら
ミサ曲という事なので、基本的に歌詞について「キリエ」はギリシャ語、
「グロリア」「サンクトゥス」はラテン語ということで
作曲家を問わず同じ歌詞が」使われています
ミサ曲ということなので主にカトリック教会での典礼に使われます
そのため、お亡くなりになった人の安息を祈るための
ミサの事を特別に「レクイエム」と言います
(レクイエムの場合「グローリア」は省略されます)
「戴冠」という名前が付いていますが、モーツァルト自身が
名付けたのではなく、後に国王の戴冠式に2度も用いられたことで
そのように呼ばれる事になりました。
編成において特徴的なのはモーツァルトの宗教曲としては
あまり用いられていないホルンが入っている事と
弦楽器にビオラが入っていない事です (参考)
編成にホルンが入っていることや、独唱部分では
オペラを感じさせるような華やかさが感じられます
今回演奏する「キリエ」「グロリア」「サンクトゥス」が
3曲ともハ長調ということで堂々とした印象があるのですが
VnやCb(4弦)にC線がないためか管で響を補うことを
前提にしているように思います。
いつもながら纏まらない曲目紹介になりました
合唱団との合同演奏曲として、モーツァルトの「戴冠ミサ」から
「キリエ」「グロリア」「サンクトゥス」の3曲を採り上げます
Wikipediaによる解説はこちら
他の参考サイトはこちら
ミサ曲という事なので、基本的に歌詞について「キリエ」はギリシャ語、
「グロリア」「サンクトゥス」はラテン語ということで
作曲家を問わず同じ歌詞が」使われています
ミサ曲ということなので主にカトリック教会での典礼に使われます
そのため、お亡くなりになった人の安息を祈るための
ミサの事を特別に「レクイエム」と言います
(レクイエムの場合「グローリア」は省略されます)
「戴冠」という名前が付いていますが、モーツァルト自身が
名付けたのではなく、後に国王の戴冠式に2度も用いられたことで
そのように呼ばれる事になりました。
編成において特徴的なのはモーツァルトの宗教曲としては
あまり用いられていないホルンが入っている事と
弦楽器にビオラが入っていない事です (参考)
編成にホルンが入っていることや、独唱部分では
オペラを感じさせるような華やかさが感じられます
今回演奏する「キリエ」「グロリア」「サンクトゥス」が
3曲ともハ長調ということで堂々とした印象があるのですが
VnやCb(4弦)にC線がないためか管で響を補うことを
前提にしているように思います。
いつもながら纏まらない曲目紹介になりました
2018年02月11日
クシコス・ポスト(ネッケ作曲)
今回、3月のファミリーコンサートでは
ネッケ作曲の「クシコス・ポスト」を取り上げます
(wikipedia による解説はリンク参照)
解説によると「クシコス」とは地名ではなく
ハンガリー語の「馬に乗る人」ということなので
「クシコス・ポスト」で「郵便馬車」という意味になります
どうしても以前に当団で取り上げた曲と同じように考えて
「クシコス」を地名と思ってしまうのかも知れません (^^;)
作曲者も聞き慣れない方だなと思っていたら
「クシコス・ポスト」以外には全く知られていません
日本では運動会の定番音楽の一つとして知られていますが
日本以外の国ではこの曲はあまり知られていないとの事です
これ以上話が展開できそうにありませんので
ここで失礼します
ネッケ作曲の「クシコス・ポスト」を取り上げます
(wikipedia による解説はリンク参照)
解説によると「クシコス」とは地名ではなく
ハンガリー語の「馬に乗る人」ということなので
「クシコス・ポスト」で「郵便馬車」という意味になります
どうしても以前に当団で取り上げた曲と同じように考えて
「クシコス」を地名と思ってしまうのかも知れません (^^;)
作曲者も聞き慣れない方だなと思っていたら
「クシコス・ポスト」以外には全く知られていません
日本では運動会の定番音楽の一つとして知られていますが
日本以外の国ではこの曲はあまり知られていないとの事です
これ以上話が展開できそうにありませんので
ここで失礼します
2017年09月30日
交響曲第8番(ドボルザーク作曲)その3
その1 その2 より続く
本稿では「トランペットのファンファーレから始まる第4楽章」について書きます
色々な楽器の集合体であるオーケストラ(管弦楽)のための
ソナタの事を交響曲と言います(リンク先参照)
なので、単独の楽器による独奏・ユニゾンというのは
「交響曲」という様式としては非常に異質で、更に
それを楽章の冒頭に持ってくるというのは非常にレアだと思います
(#本稿では「他の楽器を伴わない演奏」という意味です)
私の記憶にある範囲で他に該当するものとしては
シューベルト:交響曲第8番(9番)「グレート」第1楽章冒頭のホルン(2管のユニゾン)
メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」第4楽章冒頭のフルート独奏
(厳密には第3楽章とアタッカになっていてチェロ・バスの音が第4楽章最初の拍まで残っています)
マーラー:交響曲第5番 第1楽章冒頭のトランペット独奏
(第3楽章冒頭の独奏ホルン以外4管のユニゾンも対象かな?フルスコア見当たらないので自信なし)
ブラームス:交響曲第4番 第2楽章冒頭の第3・4番ホルン2管によるユニゾン
一応、1小節はその状態が続くことを基準にしていますので
ベートーベン「第九」第3楽章冒頭のファゴットはこの条件に入りません(^^;)
#他にそのような例がありましたらご教示願います
(2017.10.1 追記)
ベルリオーズ:幻想交響曲 第3楽章のコールアングレもそうだったかな?
(スコアが手元にないので自信なし)
思ったよりも色々な例がありましたが
これらの殆どが静かに演奏するような所であることに対して
ドボルザークの交響曲第8番終楽章冒頭のトランペットは
賑やかなファンファーレでして
その点で際立っているように思います。
更に変わっているのは、賑やかなファンファーレで始まるのに
そのまま賑やかに展開せず、ファンファーレの後はチェロによる
牧歌的な主題が始まります
続きを読む
本稿では「トランペットのファンファーレから始まる第4楽章」について書きます
色々な楽器の集合体であるオーケストラ(管弦楽)のための
ソナタの事を交響曲と言います(リンク先参照)
なので、単独の楽器による独奏・ユニゾンというのは
「交響曲」という様式としては非常に異質で、更に
それを楽章の冒頭に持ってくるというのは非常にレアだと思います
(#本稿では「他の楽器を伴わない演奏」という意味です)
私の記憶にある範囲で他に該当するものとしては
シューベルト:交響曲第8番(9番)「グレート」第1楽章冒頭のホルン(2管のユニゾン)
メンデルスゾーン:交響曲第5番「宗教改革」第4楽章冒頭のフルート独奏
(厳密には第3楽章とアタッカになっていてチェロ・バスの音が第4楽章最初の拍まで残っています)
マーラー:交響曲第5番 第1楽章冒頭のトランペット独奏
(第3楽章冒頭の独奏ホルン以外4管のユニゾンも対象かな?フルスコア見当たらないので自信なし)
ブラームス:交響曲第4番 第2楽章冒頭の第3・4番ホルン2管によるユニゾン
一応、1小節はその状態が続くことを基準にしていますので
ベートーベン「第九」第3楽章冒頭のファゴットはこの条件に入りません(^^;)
#他にそのような例がありましたらご教示願います
(2017.10.1 追記)
ベルリオーズ:幻想交響曲 第3楽章のコールアングレもそうだったかな?
(スコアが手元にないので自信なし)
思ったよりも色々な例がありましたが
これらの殆どが静かに演奏するような所であることに対して
ドボルザークの交響曲第8番終楽章冒頭のトランペットは
賑やかなファンファーレでして
その点で際立っているように思います。
更に変わっているのは、賑やかなファンファーレで始まるのに
そのまま賑やかに展開せず、ファンファーレの後はチェロによる
牧歌的な主題が始まります
続きを読む
2017年09月18日
交響曲第8番(ドボルザーク作曲)その2
(その1)より続く
本稿では「交響曲にしては珍しい優美なワルツを取り入れた」について書きます
交響曲では基本的に複数の「楽章」で構成される
一種の「組曲」ですので(厳密には「組曲」と「交響曲」は違うのですが)
2拍子や4拍子ばかりでは、もちろん急緩織り交ぜているのですが
それでも目先を変えるために3拍子の所も入れたくなるわけで
例外もあるのですが、大概の交響曲では3拍子の楽章が1つだけ含まれています
この3拍子の楽章はハイドンやモーツァルトの時代(古典派)ではメヌエットでしたが
ベートーベンがスケルツォを取り入れてからはスケルツォが主流になりました
(ベートーベンの第1番の交響曲ではメヌエットと題されていますが、実質的にはスケルツォだといわれています)
私が知る範囲で交響曲の3拍子の楽章に
ワルツが取り入れられているのは、ドボルザークの8番以外で
ベルリオーズ「幻想交響曲」(第2楽章)と
チャイコフスキーの5番(第3楽章)です
他にありましたらご教示願います(^^;)
ドボルザークの8番(第3楽章)をワルツと表現しましたが
楽章の最後に2拍子のコーダがあるので
学問的には「舞曲」という事になるのだそうですが
雰囲気的にはワルツと言っても差支えないのではと思っています(^^;)
もう少し掘り下げたいところですがこの辺りで失礼します
本稿では「交響曲にしては珍しい優美なワルツを取り入れた」について書きます
交響曲では基本的に複数の「楽章」で構成される
一種の「組曲」ですので(厳密には「組曲」と「交響曲」は違うのですが)
2拍子や4拍子ばかりでは、もちろん急緩織り交ぜているのですが
それでも目先を変えるために3拍子の所も入れたくなるわけで
例外もあるのですが、大概の交響曲では3拍子の楽章が1つだけ含まれています
この3拍子の楽章はハイドンやモーツァルトの時代(古典派)ではメヌエットでしたが
ベートーベンがスケルツォを取り入れてからはスケルツォが主流になりました
(ベートーベンの第1番の交響曲ではメヌエットと題されていますが、実質的にはスケルツォだといわれています)
私が知る範囲で交響曲の3拍子の楽章に
ワルツが取り入れられているのは、ドボルザークの8番以外で
ベルリオーズ「幻想交響曲」(第2楽章)と
チャイコフスキーの5番(第3楽章)です
他にありましたらご教示願います(^^;)
ドボルザークの8番(第3楽章)をワルツと表現しましたが
楽章の最後に2拍子のコーダがあるので
学問的には「舞曲」という事になるのだそうですが
雰囲気的にはワルツと言っても差支えないのではと思っています(^^;)
もう少し掘り下げたいところですがこの辺りで失礼します
2017年09月09日
交響曲第8番(ドボルザーク作曲)その1
9月は練習日記に代わり定期演奏会メイン曲の
曲目解説(怪説?)を書きます
いつものようにWikipediaによる曲目解説はこちら
作曲者のドボルザークについてはこちらのリンクを参照
演奏会パンフレット裏面に私が書いているものを最初に紹介します
今回の演奏会ではドボルザーク作曲の交響曲第8番を取り上げます。
作曲者のドボルザークはチェコの首都プラハ近郊の小さな農村で生まれ育ったということもあり、主に弦楽器で奏でられる田園風景を想わせるようなメロディや、木管楽器が奏でるさまざまな鳥の鳴き声を模したフレーズが全楽章に亘り演奏されます。
また、交響曲にしては珍しい優美なワルツを取り入れた第3楽章や、トランペットのファンファーレから始まる第4楽章と合わせて、色々な楽器の聴きどころをてんこ盛りに詰め込んだ心象風景のアルバムと言える作品です。
「スラブ舞曲」などでも知られるドボルザークの交響曲の中でも特に民族色の強い作品でありながら、世の東西を問わず親しまれる普遍的な「ふるさと」がこの曲にはあります。加東フィルによる心の「ふるさと」をどうか楽しみにしてください。
本稿(その1)では
「木管楽器が奏でるさまざまな鳥の鳴き声を模したフレーズ」について取り上げます
勿論、この曲は標題音楽ではありませんので
どのようにイメージしようとも自由なのですが
高い音・低い音の2音で区切って演奏されるところは
よく「カッコウ」に例えられます(#文章で表現しにくい)
参考サイトでは
ベートーベン「田園」や マーラー「巨人」が紹介されています
ベートーベン「田園」では クラリネットで実音の「レ」「シ♭」(3度)
(第2楽章 131小節目 楽譜表記は in B♭で「ミ」「ド」)
マーラー「巨人」では クラリネットで実音の「レ」「ラ」(4度)
(第1楽章 30小節目 楽譜表記は in B♭で「ミ」「シ」)
ドボルザーク8番では 第1楽章 121小節目に
フルートとオーボエで 実音の「ラ」「レ」(5度)
・・・これをカッコウに入れて良いのかどうか分かりませんが(^^;)
色々な音のカッコウがあるようです
他の鳥の表現についてもこちらのサイトの
右側リンクを参考に探されても面白いと思います。(^^;)
(その2へ続く)
曲目解説(怪説?)を書きます
いつものようにWikipediaによる曲目解説はこちら
作曲者のドボルザークについてはこちらのリンクを参照
演奏会パンフレット裏面に私が書いているものを最初に紹介します
今回の演奏会ではドボルザーク作曲の交響曲第8番を取り上げます。
作曲者のドボルザークはチェコの首都プラハ近郊の小さな農村で生まれ育ったということもあり、主に弦楽器で奏でられる田園風景を想わせるようなメロディや、木管楽器が奏でるさまざまな鳥の鳴き声を模したフレーズが全楽章に亘り演奏されます。
また、交響曲にしては珍しい優美なワルツを取り入れた第3楽章や、トランペットのファンファーレから始まる第4楽章と合わせて、色々な楽器の聴きどころをてんこ盛りに詰め込んだ心象風景のアルバムと言える作品です。
「スラブ舞曲」などでも知られるドボルザークの交響曲の中でも特に民族色の強い作品でありながら、世の東西を問わず親しまれる普遍的な「ふるさと」がこの曲にはあります。加東フィルによる心の「ふるさと」をどうか楽しみにしてください。
本稿(その1)では
「木管楽器が奏でるさまざまな鳥の鳴き声を模したフレーズ」について取り上げます
勿論、この曲は標題音楽ではありませんので
どのようにイメージしようとも自由なのですが
高い音・低い音の2音で区切って演奏されるところは
よく「カッコウ」に例えられます(#文章で表現しにくい)
参考サイトでは
ベートーベン「田園」や マーラー「巨人」が紹介されています
ベートーベン「田園」では クラリネットで実音の「レ」「シ♭」(3度)
(第2楽章 131小節目 楽譜表記は in B♭で「ミ」「ド」)
マーラー「巨人」では クラリネットで実音の「レ」「ラ」(4度)
(第1楽章 30小節目 楽譜表記は in B♭で「ミ」「シ」)
ドボルザーク8番では 第1楽章 121小節目に
フルートとオーボエで 実音の「ラ」「レ」(5度)
・・・これをカッコウに入れて良いのかどうか分かりませんが(^^;)
色々な音のカッコウがあるようです
他の鳥の表現についてもこちらのサイトの
右側リンクを参考に探されても面白いと思います。(^^;)
(その2へ続く)

