当ブログにこの曲の紹介を書いていなかったことに
今頃気が付きました (^^;)
いつものようにWikipediaによる解説はこちら
作曲者ウェーバーの紹介はこちら
物語としては
ドイツに古くから伝わる伝説に登場する、7発中6発は必ず望んだところに命中するが、
残りの1発は悪魔の望むところへ命中する「悪魔の弾」を持つ射撃手の話で
恋人との結婚を認めてもらうために「悪魔の弾」を手に入れて射撃大会に出場し、
そのおかげで6発目までは正確に標的を射抜いて上々の成績を収めるのですが
いよいよ問題の7発目・・・その結果は前述のリンクを見てください(^^;)
曲としては弦楽器のユニゾンによる荘厳な序奏の後
ホルン4重奏による讃美歌を元にしたメロディを演奏します
1821年初演なので当時のホルンはバルブの無いナチュラルホルンでした
そのため1つのメロディを1番奏者と3番奏者が交互に演奏します
(1・2番奏者はF管、3・4番奏者はC管の楽器を使用していました)
2・4番奏者は1・3番がメロディを演奏するところの下支えをします
その後は不安にさせるような所や、クラリネット独奏による神秘的な所
大見得を切る所、歌劇の中に出てくる色々なテーマが出てきて
華やかに序曲の最後を締めます(別参照)
しかし、この歌劇に出てくる有名な「狩人の合唱」のメロディは
なぜか序曲の中には出てきません。
当団定演で一緒に演奏するバイオリン教室生のステージで
「狩人の合唱」を演奏する年もありますので、今年は分かりませんが
ありましたら面白いと思います (^^;)
いつものように取りとめのない解説になりました
(8/15一部修正)
続きを読む
2017年08月14日
2017年02月26日
ワルツ「酒、女、歌」(J.シュトラウス2世作曲)
当団スプリングコンサートで恒例(?)のワルツですが
今回はJ.シュトラウス2世の「酒、女、歌」を取り上げます
作曲者についてはこちらを参照
この作品は宗教改革で知られるマルティン・ルターの
「酒と女と歌を愛さぬ者は、生涯馬鹿で終わる」 (^^;)
という格言(?)に由来して後世創られた詩に
J.シュトラウス2世が曲をつけた作品で
1869年に男声合唱により初演されました。
J.シュトラウス2世の十大ワルツの一つに挙げられます
リンク先の解説にもある通り、並外れて長い導入部
(イントロ)を有するので、今回の演奏会では最初の99小節を
省略して100小節目のアウフタクトからの演奏開始になります。
一般にウィーンのあるオーストリアはカトリック系と言われていますが
プロテスタントの創始者であるルターの言葉を
取り上げるのはちょっと不思議な感じがします(^^;)
男声合唱曲として創られたということなので
どのような歌詞なのか興味深いのですが
調べた範囲では全体の日本語訳は見つけられませんでした
参照ページでは第1ワルツ部分の歌詞として
「さあ注げ、それ注げ……フランケン・ワインをたっぷり注げよ、なければ愛しのオーストリア産」(参照ページ引用)
と歌われています。
この「フランケン・ワイン」というのが気になりまして調べてみると、
代表的なドイツワインのモーゼルやラインとも違って
「ドイツワインは、一般に女性に例えられるのに対し、フランケンワインだけは常に男性的とされている。」(参考サイトより引用)
ということで、
機会がありましたら飲み比べてみたいものです(^^;)
この曲の原題は「Wein, Weib und Gesang」なのですが
「Wein」(ワイン)、「Gesang」(歌)は分かります
ところで、和独辞書で「女」を引くと「Flau」が出てきます
「Weib」を引くと、確かに「女」も出てきますが
どちらかというと「かかあ(母)」「女房」のニュアンスに
なるようです(^^;)
いつもながら話が脱線しました
続きを読む
今回はJ.シュトラウス2世の「酒、女、歌」を取り上げます
作曲者についてはこちらを参照
この作品は宗教改革で知られるマルティン・ルターの
「酒と女と歌を愛さぬ者は、生涯馬鹿で終わる」 (^^;)
という格言(?)に由来して後世創られた詩に
J.シュトラウス2世が曲をつけた作品で
1869年に男声合唱により初演されました。
J.シュトラウス2世の十大ワルツの一つに挙げられます
リンク先の解説にもある通り、並外れて長い導入部
(イントロ)を有するので、今回の演奏会では最初の99小節を
省略して100小節目のアウフタクトからの演奏開始になります。
一般にウィーンのあるオーストリアはカトリック系と言われていますが
プロテスタントの創始者であるルターの言葉を
取り上げるのはちょっと不思議な感じがします(^^;)
男声合唱曲として創られたということなので
どのような歌詞なのか興味深いのですが
調べた範囲では全体の日本語訳は見つけられませんでした
参照ページでは第1ワルツ部分の歌詞として
「さあ注げ、それ注げ……フランケン・ワインをたっぷり注げよ、なければ愛しのオーストリア産」(参照ページ引用)
と歌われています。
この「フランケン・ワイン」というのが気になりまして調べてみると、
代表的なドイツワインのモーゼルやラインとも違って
「ドイツワインは、一般に女性に例えられるのに対し、フランケンワインだけは常に男性的とされている。」(参考サイトより引用)
ということで、
機会がありましたら飲み比べてみたいものです(^^;)
この曲の原題は「Wein, Weib und Gesang」なのですが
「Wein」(ワイン)、「Gesang」(歌)は分かります
ところで、和独辞書で「女」を引くと「Flau」が出てきます
「Weib」を引くと、確かに「女」も出てきますが
どちらかというと「かかあ(母)」「女房」のニュアンスに
なるようです(^^;)
いつもながら話が脱線しました
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2017年02月19日
行進曲「ワシントン・ポスト」(スーザ作曲)
今回のスプリングコンサートではスーザ作曲の
「ワシントン・ポスト」を取り上げます
作曲者のスーザについてはこちらを参照ください
曲名にあるワシントン・ポストという新聞社が
1889年に当時アメリカ海兵隊楽団長であった
スーザに表彰式用の音楽として依頼した作品で
同氏の代表的な作品の一つに挙げられます
曲の冒頭リズムセクションを除くほとんどの楽器が
半音階でイントロを演奏するのが特徴的です。
他にも特徴的な点としてはトリオと呼ばれる中間部から
イントロへ戻らずに終わる所が挙げられます
(「星条旗よ永遠なれ」も同様の形式ですが行進曲としては例外的です)
8分の6拍子の軽快で華やかなメロディは
スプリングコンサートに相応しいように思われます。
スーザの行進曲は吹奏楽で演奏される機会が多いのですが
管弦楽では吹奏楽と調性が違うため一味違って聴こえるので
その点もまたお楽しみ下さい。
「ワシントン・ポスト」を取り上げます
作曲者のスーザについてはこちらを参照ください
曲名にあるワシントン・ポストという新聞社が
1889年に当時アメリカ海兵隊楽団長であった
スーザに表彰式用の音楽として依頼した作品で
同氏の代表的な作品の一つに挙げられます
曲の冒頭リズムセクションを除くほとんどの楽器が
半音階でイントロを演奏するのが特徴的です。
他にも特徴的な点としてはトリオと呼ばれる中間部から
イントロへ戻らずに終わる所が挙げられます
(「星条旗よ永遠なれ」も同様の形式ですが行進曲としては例外的です)
8分の6拍子の軽快で華やかなメロディは
スプリングコンサートに相応しいように思われます。
スーザの行進曲は吹奏楽で演奏される機会が多いのですが
管弦楽では吹奏楽と調性が違うため一味違って聴こえるので
その点もまたお楽しみ下さい。
2016年09月22日
ワルツ「ウィーン気質」(J.シュトラウス2世)
※2016.09.17の練習には出席していましたが
練習日記については書くのを断念しました m(_ _;)m
今回の「第九特別演奏会」では以下の曲目を演奏します
<オケ単独>
組曲「水上の音楽」よりアレグロ(ヘンデル/ハーティ編曲)
歌劇「セビリアの理髪師」序曲(ロッシーニ)
ワルツ「ウィーン気質」(J.シュトラウス2世)
<オケ・合唱合同>
加東市応援歌「勇躍加東」(キダ・タロー)
唱歌メドレー「ふるさとの四季」(源田俊一郎編曲)
交響曲第9番「合唱つき」より第4楽章(ベートーヴェン)
という事で
J.シュトラウス2世作曲のワルツ「ウィーン気質」を
今回取り上げます
いつものように wikipedia による曲目解説はこちら
作曲者の紹介はこちら
ちなみに、後年シュトラウス自身により同名のオペレッタも
作られていますので区別するために敢えて”ワルツ”を表記します
9/17の練習時に吉澤先生がシュトラウスの「十大ワルツ」を
話題にしていましたが
とりあえず wikipedia によると
(作品番号順)
朝の新聞
※美しく青きドナウ
芸術家の生活
ウィーンの森の物語
※酒・女・歌
千夜一夜物語
ウィーン気質
※南国のバラ
※春の声
※皇帝円舞曲
上記10曲中、当団では過去に※印の5曲を演奏しています
それ以外に当団では「加速度円舞曲」も演奏しています
確かに「朝の新聞」や「千夜一夜物語」はあまり馴染がないように思います
ところで「ウィーン気質」の「気質」は「かたぎ」と読みますが
同じ「気質」と書いて「きしつ」と読む場合もあります
では、「かたぎ」と「きしつ」の違いは何でしょうか?
「かたぎ」とは
その身分・職業などに特有な、気風・性格
「きしつ」とは
気立て、気性、心理学で、一般的な感情傾向から見た、個人の性質
(上記は google より引用しました)
上記説明によれば「かたぎ」とは属する集団によるものであり
「きしつ」とは個人に関わる事になりますので
「ウィーン気質」は「ウィーンかたぎ」であって
「ウィーンきしつ」にはならない訳です (^^;)
いつもながら本題から外れてしまいました(^^;)
練習日記については書くのを断念しました m(_ _;)m
今回の「第九特別演奏会」では以下の曲目を演奏します
<オケ単独>
組曲「水上の音楽」よりアレグロ(ヘンデル/ハーティ編曲)
歌劇「セビリアの理髪師」序曲(ロッシーニ)
ワルツ「ウィーン気質」(J.シュトラウス2世)
<オケ・合唱合同>
加東市応援歌「勇躍加東」(キダ・タロー)
唱歌メドレー「ふるさとの四季」(源田俊一郎編曲)
交響曲第9番「合唱つき」より第4楽章(ベートーヴェン)
という事で
J.シュトラウス2世作曲のワルツ「ウィーン気質」を
今回取り上げます
いつものように wikipedia による曲目解説はこちら
作曲者の紹介はこちら
ちなみに、後年シュトラウス自身により同名のオペレッタも
作られていますので区別するために敢えて”ワルツ”を表記します
9/17の練習時に吉澤先生がシュトラウスの「十大ワルツ」を
話題にしていましたが
とりあえず wikipedia によると
(作品番号順)
朝の新聞
※美しく青きドナウ
芸術家の生活
ウィーンの森の物語
※酒・女・歌
千夜一夜物語
ウィーン気質
※南国のバラ
※春の声
※皇帝円舞曲
上記10曲中、当団では過去に※印の5曲を演奏しています
それ以外に当団では「加速度円舞曲」も演奏しています
確かに「朝の新聞」や「千夜一夜物語」はあまり馴染がないように思います
ところで「ウィーン気質」の「気質」は「かたぎ」と読みますが
同じ「気質」と書いて「きしつ」と読む場合もあります
では、「かたぎ」と「きしつ」の違いは何でしょうか?
「かたぎ」とは
その身分・職業などに特有な、気風・性格
「きしつ」とは
気立て、気性、心理学で、一般的な感情傾向から見た、個人の性質
(上記は google より引用しました)
上記説明によれば「かたぎ」とは属する集団によるものであり
「きしつ」とは個人に関わる事になりますので
「ウィーン気質」は「ウィーンかたぎ」であって
「ウィーンきしつ」にはならない訳です (^^;)
いつもながら本題から外れてしまいました(^^;)
2016年08月21日
勇躍加東(キダ・タロー作曲)
今回の第九特別演奏会では
加東市応援ソング「勇躍加東」が合唱団と合同で演奏されます
歌詞はこちらを参照
加東市発足から2年後の2006年に公募で選ばれた
加東市在住の宮田賢三さん作による歌詞に
関西のTV番組・TVCM音楽で有名なキダ・タローさん作による
親しみやすいメロディに乗せて歌われます
このたび市制10周年を記念して管弦楽編曲版を
作りまして今回の演奏会で初披露いたします
所謂「サビ」の部分で同じ歌詞を4回繰り返します
1番では「活力満ちる我が加東」×4回
2番では「元気が集う我が加東」×4回
3番では「夢あるまちぞ我が加東」×4回
この繰り返しがツボにハマるように思われます(^^;)
加東市応援ソング「勇躍加東」が合唱団と合同で演奏されます
歌詞はこちらを参照
加東市発足から2年後の2006年に公募で選ばれた
加東市在住の宮田賢三さん作による歌詞に
関西のTV番組・TVCM音楽で有名なキダ・タローさん作による
親しみやすいメロディに乗せて歌われます
このたび市制10周年を記念して管弦楽編曲版を
作りまして今回の演奏会で初披露いたします
所謂「サビ」の部分で同じ歌詞を4回繰り返します
1番では「活力満ちる我が加東」×4回
2番では「元気が集う我が加東」×4回
3番では「夢あるまちぞ我が加東」×4回
この繰り返しがツボにハマるように思われます(^^;)
2016年07月10日
鍛冶屋のポルカ(ヨーゼフ・シュトラウス)
今回の曲目紹介はファミリーコンサートで演奏する
曲目の「鍛冶屋のポルカ」です
当団(旧やしろフィル時代含む)で過去最も多く
演奏された曲ではないかと思われます (^^;)
いつものようにwikipediaによる解説はこちら
作曲者についてはこちら
(ワルツ王として有名なヨハン・シュトラウス二世の弟です)
耐火金庫のメーカーの記念舞踏会のために作られた
楽曲ということで、原題の"Feuerfest"とは依頼先の
宣伝文句である「抜群の耐火性」という意味です(^^;)
それが日本語の題として「鍛冶屋」を当てられています。
「鍛冶屋」は日本では結構各地にある地名でして
兵庫県内各地にもこの地名があります。
郵便番号一覧表によると
「鍛冶屋」のある市町
神戸市兵庫区、多可郡多可町、高砂市
たつの市、豊岡市
姫路市(但し「鍛冶町」)
「鍛治屋」のある市町
明石市、加西市、神崎郡神河町(「鍛治」のみ)
美方郡香美町、三木市、南あわじ市
「にすい」の「冶」と「さんずい」の「治」があります
本来なら「冶金(やきん)」という言葉がありますので
(意味:鉱石から金属を精製したり、それから合金を作ったりする技術)
「にすい」の「冶」を使うのが正しいと思うのですが
書き間違いから変わったような例もありますので
色々な鍛冶屋が存在するのだと思います。
ところでwikipediaによると
刀鍛冶・鉄砲鍛冶が城下町に集められたケース(姫路市や明石市など)
農具・山林刃物の鍛冶(多可町・三木市・加西市など)
漁具の鍛冶(南あわじ市など)
そういうわけで「鍛冶屋」という地名が兵庫県内各地にあるようです
(ほかに「金屋」という地名も数件見受けられました)
話が脱線したついでに
「鍛冶屋のポルカ」を演奏するときに打楽器奏者が叩く
金床に代えて当団では
鉄道のレールを切断したものを使います
こちらは脱線しないようにしたいものです
おあとがよろしいようで (;^^)
曲目の「鍛冶屋のポルカ」です
当団(旧やしろフィル時代含む)で過去最も多く
演奏された曲ではないかと思われます (^^;)
いつものようにwikipediaによる解説はこちら
作曲者についてはこちら
(ワルツ王として有名なヨハン・シュトラウス二世の弟です)
耐火金庫のメーカーの記念舞踏会のために作られた
楽曲ということで、原題の"Feuerfest"とは依頼先の
宣伝文句である「抜群の耐火性」という意味です(^^;)
それが日本語の題として「鍛冶屋」を当てられています。
「鍛冶屋」は日本では結構各地にある地名でして
兵庫県内各地にもこの地名があります。
郵便番号一覧表によると
「鍛冶屋」のある市町
神戸市兵庫区、多可郡多可町、高砂市
たつの市、豊岡市
姫路市(但し「鍛冶町」)
「鍛治屋」のある市町
明石市、加西市、神崎郡神河町(「鍛治」のみ)
美方郡香美町、三木市、南あわじ市
「にすい」の「冶」と「さんずい」の「治」があります
本来なら「冶金(やきん)」という言葉がありますので
(意味:鉱石から金属を精製したり、それから合金を作ったりする技術)
「にすい」の「冶」を使うのが正しいと思うのですが
書き間違いから変わったような例もありますので
色々な鍛冶屋が存在するのだと思います。
ところでwikipediaによると
刀鍛冶・鉄砲鍛冶が城下町に集められたケース(姫路市や明石市など)
農具・山林刃物の鍛冶(多可町・三木市・加西市など)
漁具の鍛冶(南あわじ市など)
そういうわけで「鍛冶屋」という地名が兵庫県内各地にあるようです
(ほかに「金屋」という地名も数件見受けられました)
話が脱線したついでに
「鍛冶屋のポルカ」を演奏するときに打楽器奏者が叩く
金床に代えて当団では
鉄道のレールを切断したものを使います
こちらは脱線しないようにしたいものです
おあとがよろしいようで (;^^)
2016年03月18日
交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その6
(その5より続く)
今回も2010年8月の旧ブログ過去記事からの転載です
<その6>
>某日の練習の中では第九の歌詞についての
>吉沢先生の解釈の説明も交えての練習になりました
>それにつきましてはまた稿を改めることにします
時間がかなり経過しましたが(^^;)
上記について書いてみます
第4楽章の冒頭は突然の嵐のような序奏から始まり
チェロ・コントラバスによるレチタティーヴォ(叙唱)
による問いかけ(人生に必要なものとは?)
第1楽章の回想(苦悩との闘い)
チェロ・コントラバスによる否定(違う!)
第2楽章の回想(快楽)
チェロ・コントラバスによる否定(違う!)
第3楽章の回想(安らぎ)
チェロ・コントラバスによる否定(そうかも知れないがどうだろう)
そして「歓喜の主題」が現れる
ところで、
第3楽章の回想(安らぎ)の後のチェロ・コントラバスの
レチタティーヴォは否定とまでは言えないのではないかと
個人的に思う次第です。
でも適切な表現というのは難しいものですね(^^;)
**************
※ 過去記事シリーズはここでひとまず終了します
今回も2010年8月の旧ブログ過去記事からの転載です
<その6>
>某日の練習の中では第九の歌詞についての
>吉沢先生の解釈の説明も交えての練習になりました
>それにつきましてはまた稿を改めることにします
時間がかなり経過しましたが(^^;)
上記について書いてみます
第4楽章の冒頭は突然の嵐のような序奏から始まり
チェロ・コントラバスによるレチタティーヴォ(叙唱)
による問いかけ(人生に必要なものとは?)
第1楽章の回想(苦悩との闘い)
チェロ・コントラバスによる否定(違う!)
第2楽章の回想(快楽)
チェロ・コントラバスによる否定(違う!)
第3楽章の回想(安らぎ)
チェロ・コントラバスによる否定(そうかも知れないがどうだろう)
そして「歓喜の主題」が現れる
ところで、
第3楽章の回想(安らぎ)の後のチェロ・コントラバスの
レチタティーヴォは否定とまでは言えないのではないかと
個人的に思う次第です。
でも適切な表現というのは難しいものですね(^^;)
**************
※ 過去記事シリーズはここでひとまず終了します
2016年03月17日
交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その5
(その4より続く)
今回も2010年8月の旧ブログ過去記事からの転載です
<その5>
前回に引き続き強弱記号の話です
改めて言うまでもない話ですが
「f」フォルテは強く
「p」ピアノは弱く
であり、音量の大小ではありません
強くすることで音量は大きくなりますが
音量の大小とよく混同されます
普通は「f」と書いてあればその場所から
「強く」であり、他の強弱記号が出てくるまで
その強さを保つ事とされています。
ところがベートーヴェンの楽譜ではしばしば
音符毎に「f」が付けられているケースがあり
特に第九の第4楽章では管楽器・合唱の譜面に
そのような所がよく見受けられます。
(主に附点二分音符が続くところ 譜例720小節目付近)
Wikipediaの「強弱法」のところにも
>ベートーヴェンはしばしばスフォルツァンドの意味でフォルテを使用している
(引用終わり)
と紹介されています。
それにしても音符一つ一つに
「フォルテ」「フォルテ」「フォルテ」・・・
と書かれていたらそれだけでも疲れてしまいます(−−;)
それでも、音符一つ一つに「ピアノ」が付いているのは
見たことがありません(^^;)
(その6へ続く)
今回も2010年8月の旧ブログ過去記事からの転載です
<その5>
前回に引き続き強弱記号の話です
改めて言うまでもない話ですが
「f」フォルテは強く
「p」ピアノは弱く
であり、音量の大小ではありません
強くすることで音量は大きくなりますが
音量の大小とよく混同されます
普通は「f」と書いてあればその場所から
「強く」であり、他の強弱記号が出てくるまで
その強さを保つ事とされています。
ところがベートーヴェンの楽譜ではしばしば
音符毎に「f」が付けられているケースがあり
特に第九の第4楽章では管楽器・合唱の譜面に
そのような所がよく見受けられます。
(主に附点二分音符が続くところ 譜例720小節目付近)
Wikipediaの「強弱法」のところにも
>ベートーヴェンはしばしばスフォルツァンドの意味でフォルテを使用している
(引用終わり)
と紹介されています。
それにしても音符一つ一つに
「フォルテ」「フォルテ」「フォルテ」・・・
と書かれていたらそれだけでも疲れてしまいます(−−;)
それでも、音符一つ一つに「ピアノ」が付いているのは
見たことがありません(^^;)
(その6へ続く)
2016年03月16日
交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その4
(その3より続く)
今回は2010年8月の旧ブログ過去記事からの転載です
<その4>
今から約20年前、私は現在の会社の東京事務所勤務をしていまして
その時に入っていたアマチュアオーケストラ(埼玉フィル)で
ベートーヴェンの「第九」を演奏しました。
その頃私は20代後半で、まだオーケストラの中で吹き始めた所で
(埼玉フィルが私にとって最初のオーケストラで、入団してまだ1年目でした)
「in D」で書かれた楽譜に悪戦苦闘しながら2番ホルンを吹いていました
その当時埼玉フィルでお世話になったファゴット吹きの方から
「この曲にはmp(メゾピアノ)やmf(メゾフォルテ)が出てこない」と
教えられまして、「本当かな?」と思いながらフルスコアを
目を皿のようにして(?)全てのページを見てみました。
すると、確かに第1楽章の最初から第4楽章の最後まで
(私の持っているフルスコアで296ページになります)
mpやmfが1ヶ所も出てきませんでした。
そのことは
@ ベートーヴェンの作品にはmpやmfが無い
A ベートーヴェンの時代にはmpやmfが無い
B 「第九」だけ(?)がmpやmfが無い
上記のどれなのかが今でも気になっています
少なくともベートーヴェンより後の時代にあたる
ブラームスの作品にはmpやmfが出てきます
(交響曲第1番など)
確かにベートーヴェンの他の交響曲などのスコアを見ても
mpやmfが出てくるような記憶も無いですし
モーツァルトの作品でもあまり見かけないように思いましたが
研究者ではありませんので全ての作品の楽譜を見ていませんので
@ A B ともに断定できる状況ではありません
どうやって調べればよいのかも分かりませんので
誰かご存知の方いらっしゃいますでしょうか?
補足:wikipedia より「強弱法」
(その5へ続く)
今回は2010年8月の旧ブログ過去記事からの転載です
<その4>
今から約20年前、私は現在の会社の東京事務所勤務をしていまして
その時に入っていたアマチュアオーケストラ(埼玉フィル)で
ベートーヴェンの「第九」を演奏しました。
その頃私は20代後半で、まだオーケストラの中で吹き始めた所で
(埼玉フィルが私にとって最初のオーケストラで、入団してまだ1年目でした)
「in D」で書かれた楽譜に悪戦苦闘しながら2番ホルンを吹いていました
その当時埼玉フィルでお世話になったファゴット吹きの方から
「この曲にはmp(メゾピアノ)やmf(メゾフォルテ)が出てこない」と
教えられまして、「本当かな?」と思いながらフルスコアを
目を皿のようにして(?)全てのページを見てみました。
すると、確かに第1楽章の最初から第4楽章の最後まで
(私の持っているフルスコアで296ページになります)
mpやmfが1ヶ所も出てきませんでした。
そのことは
@ ベートーヴェンの作品にはmpやmfが無い
A ベートーヴェンの時代にはmpやmfが無い
B 「第九」だけ(?)がmpやmfが無い
上記のどれなのかが今でも気になっています
少なくともベートーヴェンより後の時代にあたる
ブラームスの作品にはmpやmfが出てきます
(交響曲第1番など)
確かにベートーヴェンの他の交響曲などのスコアを見ても
mpやmfが出てくるような記憶も無いですし
モーツァルトの作品でもあまり見かけないように思いましたが
研究者ではありませんので全ての作品の楽譜を見ていませんので
@ A B ともに断定できる状況ではありません
どうやって調べればよいのかも分かりませんので
誰かご存知の方いらっしゃいますでしょうか?
補足:wikipedia より「強弱法」
(その5へ続く)
2016年03月15日
交響曲第9番「合唱付き」第4楽章(ベートーヴェン)その3
(その2)より続く
今回も2010年7月の過去記事からの転載です
<その3>
前回に引き続き歌詞に出てくる単語を取り上げますが
前回は単語の頭に注目しましたので
今回は単語の終りに注目したいと思います(^^;)
「第九」の歌詞の中で何箇所か「t」で終わる単語があります
例えば主要な文節の最後に来る単語を挙げてみますと
geteilt 「分割」
weilt 「宿る」
Gott 「神」
Welt 「世界」
(上記単語の日本語訳はGoogle翻訳による)
この「t」には母音がありませんので「ト」にはならず
あくまでも「t」のみの発音になります
合唱指導ではよく「つばを飛ばすように」とか
「梅干しの種を飛ばすように」とか言われます。
本当に飛ばされると前で演奏している奏者は
困ってしまいますが・・・(;^^)
それはさておき
上記の4つの単語の中でも「Welt」という言葉は
特に重要視されているように思います。
「Welt」の単語が出てくる小節番号を全て挙げてみますと
602小節目「!」(男声合唱全員)
610小節目「!」(合唱全員)
638小節目「?」(合唱全員)
662小節目「!」(合唱アルトのみ)
670小節目「!」(合唱アルト・テノール)
678〜684小節目(合唱バスのみ)
686小節目(合唱ソプラノのみ)
688小節目(合唱バスのみ)
690小節目(合唱ソプラノのみ)
692小節目「!」(合唱ソプラノのみ)
708小節目「!」(合唱バスのみ)
716小節目(合唱ソプラノ・テノール)
718〜726小節目「!」(合唱ソプラノのみ)
720〜721小節目「!」(合唱テノールのみ)
728〜729小節目「!」(合唱ソプラノのみ)
729小節目「!」(男声合唱全員)
737小節目「?」(合唱テノールのみ)
858小節目「!」(合唱全員)
860〜863小節目「!」(合唱全員)
883小節目「!」(合唱全員)
885小節目「!」(合唱全員)
887小節目「!」(合唱全員)
891小節目「!」(合唱全員)ff
893小節目「!」(合唱全員)ff
899小節目(合唱全員)
903小節目「!」(合唱全員)
ここで気がつく事として
<その1>
演奏の楽譜と照らし合わせて頂くとよくわかるのですが
「!」の付いた小節番号のところは曲の中でも盛り上がる所になります
この「!」は実際の歌詞の上で「Welt」の後に「!」が入ります。
(891・893小節目はフォルテッシモが付いています)
もちろん「?」のついている所は「Welt」の後に「?」が入りまして
オケ側も音的に「?」の付く音にする必要があると思います
(音程がズレているとかではなく・・・)
実はこの稿を書き始めた時、全ての「Welt」に「!」または「?」が入るものと思っていましたが、
二重フーガの所などに「!・?」の付かない「Welt」がある事が分かりましたので軌道修正しました(^^;)
<その2>
独唱者(ソリスト)の歌詞には「Welt」が出てきません
(間違っていたらスミマセン)
「世界」を表現するなら合唱で!という事でしょうか?(^^;)
<その3>
上記の中で何箇所かは「Welt」と歌いながら長く伸ばしたり、
『678〜684小節目(合唱バスのみ)』については
「Welt」の歌詞のままフレーズで音が動くのですが、この場合
たぶん「We〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜lt」と歌うように思うのですが
たいていの楽譜には「Welt〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と書かれているので
「t」の発音のままどうやって音を伸ばすのだろうと考えると
夜も眠れなくなってしまいます(^^;)
#もしかすると「Wel〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜t」でしょうか?(^^;)
思ったよりも長編になりましたので本日はこの辺で失礼します。
(その4へ続く)
今回も2010年7月の過去記事からの転載です
<その3>
前回に引き続き歌詞に出てくる単語を取り上げますが
前回は単語の頭に注目しましたので
今回は単語の終りに注目したいと思います(^^;)
「第九」の歌詞の中で何箇所か「t」で終わる単語があります
例えば主要な文節の最後に来る単語を挙げてみますと
geteilt 「分割」
weilt 「宿る」
Gott 「神」
Welt 「世界」
(上記単語の日本語訳はGoogle翻訳による)
この「t」には母音がありませんので「ト」にはならず
あくまでも「t」のみの発音になります
合唱指導ではよく「つばを飛ばすように」とか
「梅干しの種を飛ばすように」とか言われます。
本当に飛ばされると前で演奏している奏者は
困ってしまいますが・・・(;^^)
それはさておき
上記の4つの単語の中でも「Welt」という言葉は
特に重要視されているように思います。
「Welt」の単語が出てくる小節番号を全て挙げてみますと
602小節目「!」(男声合唱全員)
610小節目「!」(合唱全員)
638小節目「?」(合唱全員)
662小節目「!」(合唱アルトのみ)
670小節目「!」(合唱アルト・テノール)
678〜684小節目(合唱バスのみ)
686小節目(合唱ソプラノのみ)
688小節目(合唱バスのみ)
690小節目(合唱ソプラノのみ)
692小節目「!」(合唱ソプラノのみ)
708小節目「!」(合唱バスのみ)
716小節目(合唱ソプラノ・テノール)
718〜726小節目「!」(合唱ソプラノのみ)
720〜721小節目「!」(合唱テノールのみ)
728〜729小節目「!」(合唱ソプラノのみ)
729小節目「!」(男声合唱全員)
737小節目「?」(合唱テノールのみ)
858小節目「!」(合唱全員)
860〜863小節目「!」(合唱全員)
883小節目「!」(合唱全員)
885小節目「!」(合唱全員)
887小節目「!」(合唱全員)
891小節目「!」(合唱全員)ff
893小節目「!」(合唱全員)ff
899小節目(合唱全員)
903小節目「!」(合唱全員)
ここで気がつく事として
<その1>
演奏の楽譜と照らし合わせて頂くとよくわかるのですが
「!」の付いた小節番号のところは曲の中でも盛り上がる所になります
この「!」は実際の歌詞の上で「Welt」の後に「!」が入ります。
(891・893小節目はフォルテッシモが付いています)
もちろん「?」のついている所は「Welt」の後に「?」が入りまして
オケ側も音的に「?」の付く音にする必要があると思います
(音程がズレているとかではなく・・・)
実はこの稿を書き始めた時、全ての「Welt」に「!」または「?」が入るものと思っていましたが、
二重フーガの所などに「!・?」の付かない「Welt」がある事が分かりましたので軌道修正しました(^^;)
<その2>
独唱者(ソリスト)の歌詞には「Welt」が出てきません
(間違っていたらスミマセン)
「世界」を表現するなら合唱で!という事でしょうか?(^^;)
<その3>
上記の中で何箇所かは「Welt」と歌いながら長く伸ばしたり、
『678〜684小節目(合唱バスのみ)』については
「Welt」の歌詞のままフレーズで音が動くのですが、この場合
たぶん「We〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜lt」と歌うように思うのですが
たいていの楽譜には「Welt〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と書かれているので
「t」の発音のままどうやって音を伸ばすのだろうと考えると
夜も眠れなくなってしまいます(^^;)
#もしかすると「Wel〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜t」でしょうか?(^^;)
思ったよりも長編になりましたので本日はこの辺で失礼します。
(その4へ続く)

